ヨルダン:「LED」照明ユニットの工場建設に向けた了解覚書
2015年12月22日付 al-Hayat 紙
了解覚書調印の場で
■ヨルダン:「LED」照明ユニットの工場建設に向けた了解覚書
【アンマン:ヌールマー・ニウマート】
ヨルダンのイブラーヒーム・サイフ・エネルギー・鉱物資源大臣と「ハーリド・イブン・ワリード投資グループ」の創立者で代表のハーリド・ビン・ワリード・ビン・タラール王子は、「投資委員会」代表のムンタサル・アカラ氏の立会いのもと、900万ドル規模のLEDの技術を用いた街灯の開発や照明ユニット工場の建設事業の了解覚書に署名した。
サイフ氏は、投資事業先をヨルダンとしたハーリド・ビン・ワリード氏の選択を称賛し、ヨルダンは穏健な国家で、様々なエネルギー分野において、国際的な、またアラブの投資を呼び込む要素があることを強調した。
この了解覚書には、ヨルダン各地の照明ユニットを取り替える事業のほか、照明ユニット工場建設事業も含まれる。また「アブドゥッラー二世企画開発センター」と「都市・村落銀行」の二組織が、工場が建設された段階で、工場とプロジェクトに45パーセント参入することも示されている。
サイフ氏は、同省はこれらの事業を通じ、投資家の活動の促進し、ヨルダンに投資を呼び込む王室の構想の実行に向け努力すると述べた。
一方ハーリド・ビン・ワリード氏は、ヨルダンの投資環境に関心を寄せた。ヨルダンの投資環境は投資家や事業家の興味をかき立て、同国で享受している安定と安全要因により、諸企業を吸い寄せる拠点を形成しているのである。同氏は、投資家たちがヨルダンでの投資事業を確立することを可能にする支援や、大きな関心に対しての評価を表した。
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( 翻訳者:増澤奈央 )
( 記事ID:39472 )