内務相「ディヤルバクル・スル郡のPKK掃討作戦、3分の2終了」
2016年01月09日付 Hurriyet 紙


公正発展党(AKP)のアフヨンカラヒサルでの会議で、エフカン・アラ内務大臣は議員らに「テロとの戦い及び国内治安ブリーフィング」を行った。アラ大臣は、塹壕作戦が終了に近づいていること、民間人が被害を受けないよう作戦が慎重に実行されており、このため長い時間がかかっていることを説明した。

■「スィロピではまもなく完了、ジズレでは半ばまで成功」

 アラ大臣は、スルの3分の2でテロ組織が掃討され、スィロピでも完了しつつあり、ジズレでは半分まで成功に終わったと述べた。アラ大臣は、この地域への出入りは規制されており、治安と自由のバランスを確保するためあらゆる対策が取られると説明し、塹壕は3日から5日のうちに封鎖されると発表した。アラ大臣は、地図上に作戦情報を反映し、必要とされる地域には治安本部が設置されることも発表した。

■「人々の傷を包み込む改革法案がやってくる」

 アラ大臣は、一部の議員から出された地域の情報に不足があるか否か、解決プロセスに不足があるか否かという問いに対しては、「解決プロセスの成果は、民衆の全面的な支持を妨げた。もちろん地域からは支持されているが、民衆からの支持はおおむね得られていない。民衆と一体化したとしても、我々の仕事は困難だっただろう。この仕事の中から脱することはできなかっただろう」と述べた。会議では、民衆が受けた被害は保障されると発表され、アラ大臣は、社会のあらゆるグループを内包する包括的な民主化法案が近々発表されると述べた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:39609 )