「平和のための学識経験者イニシアチブ」参加の研究者、逮捕30人
2016年01月16日付 Hurriyet 紙


「平和のための学識経験者イニシアチブ」が出した「この犯罪を一般化させない」というタイトルのレポートに署名した学識経験者らが、大学や検察から取り調べを受けることとなり、昨日(15日)逮捕された。

コジャエリ:21人が逮捕された。ムスタファ・キュチュク首席検事は、「彼らは『テロ組織のプロパガンダ行為』並びに『国家の道徳的な在り方に対する侮辱行為』という2つの罪状により取り調べを受けた」と話した。身柄を拘束された学識経験者らは、その後釈放された。

ボル:アバント・イッゼト・バイサル大学の医学部の学生2人、経営学部の学生1人が自宅や大学の研究室を家宅捜索された。この3人はその後検察より釈放された。

エルズルムエルズルム:アタテュルク大学のラマザン・クルト研究助手が逮捕された。クルト研究助手は、逮捕請求を受けて出廷した裁判所で身柄を釈放された。

イスタンブル:イスタンブル・アナトリア首席検察庁の管轄地域にある大学から82人、そしてバクルキョイ首席検察庁の管轄地域にある大学から41人の講師に対し、職権上の取り調べが開始された。

ヴァン:共和国検察庁は、4人の学識経験者に対して取り調べを開始した。その内1人の学識経験者が逮捕された。

ゾングルダク:身柄を拘束されたビュレント・エジェヴィト大学医学部精神科のオズヌル・オンジュ助教授は、取り調べでの供述を行った後に釈放された。

ギレスン:ギレスン大学のティレボルキャンパスにあるコミュニケーション学部ジャーナリズム学科長ディレキ・オズハン・コチャク教授に関し、検察による取り調べが開始された。

ブルサ:ウルダー大学から3人の学識経験者が逮捕され、裁判所から出廷命令を受けた。彼らはその後釈放された。

デニズリ:パムッカレ大学のメフメト・ゼンジル教授が、出廷命令を受けて裁判所で供述を行った。

ムーラ:ストゥク・コチマン大学は、9人の学識経験者に対して取り調べを開始した。

ビンギョル:ビンギョル大学は、医学部の講師であるエダ・エルデネル助教授に関して行政上の取り調べが開始されたことを発表した。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:39661 )