ディヤルバクル県スル郡、どこもかしこも「罠」
2016年01月19日付 Hurriyet 紙

ディヤルバクル県スル郡へ先週金曜日派遣された特殊部隊隊員(ボルドー・ベレー歩兵)約200名及びその他保安部隊は、街路中で掃討作戦を実施し、手製爆発物(EYP)を多数処理した。

金曜から当該地域で活動している特殊部隊隊員約200名は、12名から成るチームでディヤルバクル県スル郡にて諸々の街路に割り当てられた。PKK((クルディスタン労働者党・非合法組織)のテロリストらが隠れている住居及び街路で必要に応じて住宅地で衝突が起きている。特殊部隊の狙撃手らは、PKKが当該地域へ送った狙撃手らの無力化活動に加わった。更に、各チームには「爆発物処理専門家」がいる。彼らは住居内部及び街路の銃眼に設置されたEYPを特定し処理している。スル郡で一昨日から現在までに仕掛けられていた爆弾20個以上が撤去された。

特別部隊チームが実施している作戦において昨日再び、保安部隊とテロリストの間で衝突が起きた。特にハスルル街区において「爆発物処理専門家らは、住宅や狭い路地、塹壕やバリケードに仕掛けられた爆発物を20個以上処理した。

衝突の最中、PKKメンバーらの狙撃銃カナスによる発砲で特別部隊警官3名が負傷した。ディヤルバクル軍事病院へ搬送された警官らのうち1名は重体であると伝えられた。

■ 知事から爆発物に関する警告

シュルナク県のアリ・イフサン・ス知事は外出禁止令が日中の一定の時間では解除され、スィロピ郡における治安が確保された事を伝え、同郡への帰還者らに対し仕掛けられているかもしれない罠に対し注意を呼びかけた。ス知事は市民に対し「注意すべき事は、疑わしいケーブル、爆発装置、同様の材料が目に入り次第、触れる事なく保安部隊へ報告することである」と呼びかけた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:39693 )