「平和宣言」署名の教員、事情聴取ーイスタンブル大、ユルドゥズ工科大
2016年01月29日付 Radikal 紙


「学者の平和イニシアチブ」の、「我々はこの罪に加担しない」という宣言に署名したイスタンブル大学とユルドゥズ工科大学の研究者らに対する事情聴取が始まった。

「学者の平和イニシアチブ」の「我々はこの罪に加担しない」という宣言に署名した1128人の学者に向けられた捜査が国内外の反応を集める中、イスタンブル大学とユルドゥズ工科大学の学者たちにも事情聴取が行われた。ヒュッリイェト紙のギュルセヴェン・オズカン記者の記事によると、イスタンブル大学で宣言に署名した教授18名、助教授8名、助手15名、研究員11名の合計53人、ユルドゥズ工科大学では32人の学者について、学長府の規律による捜査が行われた。イスタンブル大学で組織された捜査委員会で事情聴取が行われることになり、学者らへ通達の配送と、通達が受取られるよう各人へ電話案内が始められた。

捜査委員会の委員長から学者らへ送られた通達には、「トルコ共和国が殺人を犯していると非難する宣言文に貴殿の署名があることから、件の宣言文をここに記します」として、今回の宣言文の内容が記載されていた。

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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:39758 )