革命最高指導者、「健全な競争」の必要条件について強調―選挙関係者との面会で(5)
2016年01月21日付 Jam-e Jam 紙


全員がアメリカの真の目的に気付かなければならない

 アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、アメリカは「巨大な偶像」であり、その他の強圧的な西洋諸国は抑圧体制の端に陣取る偶像たちに他ならないとの見方を示し、〔‥‥〕イラン国民の進歩に向けた一般運動を止めさせ、地域や世界にイスラーム共和国の影響力が日増しに浸透しつつある流れに終止符を打つことが、核問題で圧力を強めた抑圧陣営の主な目的だったと指摘し、次のように続けた。

彼らはこの目的を達成させることで、〔世界の〕諸国民に対し、宗教に基づく体制を統治し、維持することなど、イスラーム共和国には不可能だったということを受け入れさせようと考えていたのである。


 革命最高指導者はその上で、

すべての者、中でも〔国の〕責任者たちは、アメリカの真の目的を知らねばならない。彼らは力とプロパガンダによって、自らの狙いを推進させようとしているのであり、彼らに対しては理性を働かせて、抵抗していかねばならないのである。

 と強調した。

アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、政府の責任者ならびに「包括的共同作業計画監督委員会」の委員らに対し、アメリカの詐術には注意するよう呼びかけ、「相手は瞞着の輩であり、その微笑みと仮面を信用してはならない」と指摘した。

 同師は、現在のアメリカの政策や目的は、レーガンやブッシュの時のアメリカの暴力的で反イラン的なそれと何ら変わらないとし、

アメリカが包括的共同作業計画の履行において、本当に自分たちの約束を守るのかどうかに、注意しなければならない。彼らが約束を守らなかった場合は、必ず報復しなければならない。

 と続けた。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:FJAS )
( 記事ID:39813 )