イスマイル・アー教団の拠点、取り壊し―イスタンブル・ベイコズ区
2016年02月08日付 Hurriyet 紙
ベイコズ区のチャヴシュバシュにおいて森林地区に違法に建築されたという理由で、以前に取り壊しの決定がなされていたマフムト・エフェンディのキュッリイェ(モスクを囲む集合施設)が取り壊され始めた。
マリフェト協会によって建設されたマフムト・エフェンディのキュッリイェにおいて違法であると訴えられた建物を取り壊すためにチャヴシュバシュ地区の共和国通りでに市の職員と多くの機動隊員そして暴動鎮圧装甲車(TOMA)が介入した。
警察隊は周囲で警備体制をとった。
■TOMAが横転
この間に事件現場にやってきたTOMAは、凍結した通りでスリップして横転した。
この事故で2人の警官が軽傷を負い、救急車で病院に搬送された。TOMAはイスタンブル広域市の所有するクレーン車によって持ち上げられ道路から引き上げられた。
市の担当者たちが取り壊しを始めた際、警官と協会のメンバーは、取り壊しが行われる現場での待機を続けている。
イスマイル・アー教団は、取り壊しの後にインターネットサイトで発表を行った。その内容は以下のとおりである。
「問題となっている事件の原因はキュッリイェという名のもとでマリフェト協会によってジャヴスバシュにおいて建築された建物に関係している。
■モスクと小浄場はプロジェクトから逸脱
この事件は、森林省によってMSN建築会社に貸し出された森林区域へモスクと小浄場が建設されたことに関するものである。しかしながらご覧のような形でプロジェクトから逸脱してモスクの外に多くの建物が建設されたようだ。このため森林省はモスクと小浄場以外の建物の建設を中断することを要請した。この事柄は森林省と、マリフェト協会の責任者が関係したMSN建築会社との間で起こった公的なプロセスである。
■プロジェクトは、イスマイル・アー教団との関係はない。
キュッリイェの建設も、行われた介入も、イスマイル・アー・モスク教育福祉財団との関係を含め、問題となってはいません。」
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:39830 )