トルコ・イスラエル代表らが両国関係の正常化を目指し、スウェーデンの首都ジュネーヴで会合をもったことが明らかとなった。
マヴィ・マルマラ号事件後のトルコ・イスラエル関係を正常化させるため、両国の代表がジュネーヴに集まった。
NTVの報道によれば、会合は10日夜に始まった。
会合でトルコ外務省のフェリデュン・スィニルリオール事務次官が議長を務める。イスラエルからはネタニヤフ首相顧問のジョセフ・チカノーバー氏とイスラエル国防省顧問のジャコブ・ナジェル氏が会合に参加している。
会合ではトルコとイスラエルの間で三年に渡って話し合いが続く協定に関し、詰めの作業が進められている。賠償について、合意がなされたとする関係者は、トルコの三番目の要望であるガザ包囲がどのように取り除かれるかについて解決に向けた協議が進んでいると話した。
イスラエル当局者はハアレツ新聞に対し、イスラエル政府側から、二つの議題において合意に達しなかったことを明らかにし、「一つはトルコ国籍の船がガザの港に近づくこと、もう一つはハマスのトルコ国内にある事務所を閉鎖させること」だと話した。両国代表は最終的に12月に会談する見通し。
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( 翻訳者:星井菜月 )
( 記事ID:39836 )