イラン国営放送は、イスラーム議会（国会）における審議内容を明示するために今年上半期９００時間を越える番組を国会議員らに割り当てている。

　本紙番組部によると、イラン国営放送の広報内容には次のように記載されている。イラン国営放送協会は「国民のメディア」たるべく、国権についての正確な情報伝達を使命として、また、他の協会や機関とともに国の高邁な目標を推進させるよう絶えず努力する。

　これに関して収集された情報に基づけば、協会の番組製作領域の活動は、「イラン国営放送の番組におけるイスラーム議会議員の出演率と活動に対する反響」をテーマに、合計で９２０時間１８分であった。この内３２時間７分は、ラジオサービスによるものである。その例として、「インタビューチャンネル」が２１時間５５分で最も高い割合を占めている。また「ラジオ経済」が２時間５２分、「ラジオ健康」が６時間、国会関連の番組を放送している。

　番組タイトルの例として、番組「取り消しなしで」は７時間、「今朝の対話」は５時間となる。これらは番組全体を通してイスラーム議会の敬愛すべき議員らが出演するものである。

　同様にテレビサービスは、合計で７０時間２１分番組放送しているが、「１チャンネル」は３７時間２５分と最も長く放送している。例として番組「議事堂」が挙げられる。

　テレビの「５チャンネル」もまた、国会に関する番組を１６時間４８分放送している。「イラン経済」や「こんにちはテヘラン」といった番組が、その例に当たる。

　国会関連でニュースサービス部門は、全体で５２５時間４４分を、ニュース、報道、解説、ニュース・政治番組を用意し放送している。この内、「ニュースチャンネル」は、合計３０１時間５８分を割り当てている。

　また「ラジオニュース放送統括部」は、８１時間５６分の番組（ニュース、インタビュー、報道、直接取材）を、このテーマで放送している。

　「テレビニュース放送統括部」も、６３時間２４分の番組（ニュース、メール、インタビュー、報道、直接取材、スペシャル対談）の内、［名称不明な番組：原文に欠落あり］が２５時間１分放送されている。

　「分析・ドキュメンタリー番組製作統括部」も、２５時間の番組を配信しており、「政治の世界」や「今週の出来事」、また「赤いライン」などの番組を挙げることができる。

　地方番組も、議会について重要な貢献を果たしていることに触れておく。「議会および州関連部」は、合計で２９２時間６分の番組を放送し、この内ラジオ放送が１２６時間６分となっている。アルボルズ局は、１９時間３２分と最も長く放送しており、番組「私のアルボルズこんにちは」や「私の町こんにちは」が例として挙げられる。

　地方テレビ部も１６６時間の番組を放送している。中でもケルマーン局は２１時間３５分と最も高い割合で放送しており、番組「国会議員とともに」や「スペシャル対談」がその例となる。

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（ 翻訳者:MH ）
（ 記事ID:39838 )