アンカラ中心地でトルコ軍送迎バスを狙った爆弾テロ―28名死亡
2016年02月17日付 Radikal 紙


アンカラのクズライでトルコ共和国参謀本部から300m、トルコ大国民議会から500m離れた場所で軍送迎バスが通過したときに爆弾を積んだ車によるテロが起こった。テロで28人が亡くなり、65人が負傷した。負傷者のうち30人が深夜治療を受けた後退院した。

アンカラのチャンカヤにあるトルコ共和国参謀本部の交差点から300mの場所で爆弾テロが起こった。18時31分に爆弾を載せた車両が起したテロで3台の軍車両が標的となった。アンカラ知事は今回のテロが爆弾を載せた車両によって起こったことを明らかにした。保健相のメフメト・ミュズジノール氏は事件後に行った発表で21人が亡くなったという情報が入ったことを述べた。21時20分、政府報道官のヌマン・クルトゥルムシュ氏はカメラに向かって死者が 28人に増えたことを述べた。負傷者は65人と発表された。トルコ共和国参謀本部は1時頃に負傷した61人のうち30人が退院し、31人のうち8人が GATAで23人は民間の病院で治療を受けていることを明らかにした。負傷者の命に別状はない方向で情報が得られたことが述べられた会見で、テロの際にマンションの近くにいて軽傷を負った空軍准将のレハ・ウフク・エル氏とその妻が健康に別状はないことが明らかにされた。事件の場所にいた多数の負傷者に対して救命チームが応急処置を行った。アンカラにおける爆発の後に出た火事は消防士の活動によって消火された。

■首相から最初の発表

アンカラにおける爆発の後、アフメト・ダヴトオール首相が会見を行った。ダヴトオール首相が行った最初の会見で「爆発音が聞こえた。注視していく」と述べられた。

■32台の救急車が出動した

保健省によって行われた発表で以下の情報が得られた:爆発から4分後最初の救急車が事故現場に到着した。すぐに32台の救急車が事故現場に到着し、負傷者の搬送を速やかに行った。負傷者は一番近い病院に搬送された。輸血が必要な人は見当たらない。全支部に医療専門家がいる。集中治療、火傷の治療や手術にあたるチームは如何なる場所でも対応できる。

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( 翻訳者:満生紗希子 )
( 記事ID:39869 )