アーヤトッラー・ジャンナティー師選挙演説(3):「私は30年以上の経験を積んできた」
2016年02月14日付 Jam-e Jam 紙


第5期最高指導者選出専門家会議選挙の候補者である、アーヤトッラー・ジャンナティー師は、専門家会議が、革命の主柱、すなわち最高指導者に関わる組織であることから、他のいかなる機関も、専門家会議ほどの重要性をもたないと強調して、次のように述べた。

「専門会議メンバーの在任中の職責は、まさにこれなのだ。無論、瑣末な業務も行うが、同会議メンバーの法的な職責は、最高指導者の任免と選出である。私も、同会議の成員を務めてきた。」

アーヤトッラー・ジャンナティーは、さらに、こう付け加えた。

「私は、第1期に専門家会議フーゼスターン選挙区から選ばれた[※1]。それ以降は、テヘランから立候補している。今回も立候補の意志を表明し、登録した。」

「私は常に自分について説明するのを避けてきた。しかし、歴史が示しているように、私はテヘランで過ごした30年以上もの間、経験を積んできた。今日、私は、最高指導者選出専門家会議に席を占めることに対し、イスラーム法的な義務を感じている。」

※訳注1:資料によれば、アーヤトッラー・アフマド・ジャンナティー師は、専門家会議が設置された1983年以降、第1期、第2期(1991-)ともに、フーゼスターン選挙区から立候補し、当選している。また、第3期(1999-)、第4期(2006-)は、テヘラン選挙区から立候補した。なお、同会議メンバーの任期は8年であるが、選挙経費削減を意図した「選挙集中計画」により、第4期の任期は10年とされた。

専門家会議議席数は86名だったが、テヘラン近郊の都市キャラジを州都とするアルボルズ州が新設されたため、同州選挙区に2議席が設けられ、第5期専門家会議より88議席に増加した。

なお、アーヤトッラー・ジャンナティー師は、第4期専門家会議の議長選挙で、ハーシェミー・ラフサンジャーニーに敗れている。

ジャンナティー師は、護憲評議会でも創設時よりメンバーとして在席し、1991年以降、同評議会書記を務めている。また、公益判別評議会のメンバーも務める。


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( 翻訳者:ONU )
( 記事ID:39908 )