ディヤルバクル旧市街PKK拠点、殲滅
2016年02月24日付 Milliyet 紙


昨日21日、ディヤルバクル県スル郡にて兵士2名が殉職する衝突が発生した。その後軍事作戦は激しさを増し、ハスルル街区にあったテロ組織PKK(クルディスタン労働者党:非合法)の拠点は砲撃によって殲滅された。

ディヤルバクル県スル郡にて昨日22日、兵士2名が殉職した衝突の後、軍事作戦は激しさを増した。作戦では、ハスルル街区にあったテロ組織PKKの拠点が砲撃によって壊滅した。

軍事作戦が休むことなく続き、衝突が頻繁に発生しているスル郡では、家々の大半が使用不能状態になった。外出禁止令の後には、警察特殊部隊(PÖH)や憲兵特殊部隊(JÖH)、特殊軍事部隊及び村落防衛部隊が共同で作戦を実行し、現在も切れ目なく続いている。スル郡におけるテロリストは大部分が一掃されているが、そのハスルル街区とファーティヒパシャ街区の間でテロリストたちが事実上の主「拠点」としていた地点も、完全に包囲された。

■現場の様子

地雷や爆発物による攻撃に対し、軍事作戦は規律正しく対応した。治安部隊によって掃討活動が続けられている同地域では、塹壕やバリケードを重機が取り除いている。一方、ハスルル・ファーティヒパシャ両街区では、建物に追いつめられたテロリストを無力化するため、警察のヘリコプターが24時間体制で監視し、地上部隊にその映像を送ることで協力している。22日、2名の兵士が殉職した衝突の後に激化した戦闘で、テロリストたちが事実上の主拠点としていた場所へ砲弾が撃ち込まれた。PKKの拠点は砲撃の結果、ほぼ壊滅状態となった。

■214個の手製爆弾・爆発物が回収された

参謀司令官本部の発表によると、22日の作戦ではテロリスト6名が無力化された。発表は「ディヤルバクル県スル郡で継続している作戦において、分離主義テロ組織に所属する6名のテロリストを無力化した。無力化したテロリストの数は、合計219名となる。作戦により、カラシニコフ小銃2挺、弾倉3つ、実弾90発が回収され、7つの手製爆発物が処理された。作戦で処理された爆発物の数は214である」とした。

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( 翻訳者:今城尚彦 )
( 記事ID:39912 )