アーヤトッラー・ジャンナティー師選挙演説(4):「私は革命前から、ホメイニー師を敬愛していた」
2016年02月14日付 Jam-e Jam 紙


最高指導者選出専門会議メンバーの候補者であるアーヤトッラー・ジャンナティー師は、さらに続けた。

「革命の勝利以前の時期から、私は、イマーム[ホメイニー師]を敬愛していた。イマームの精神は規範のごとくあり、また、かのお方の威厳と精神性、かのお方の教えは、いつも心にあり、私はずっとそれに頼ってきたし、この邂逅から得られたものを喜ばしく思っている。」

同師は、さらに語った。

「革命前に私は、テヘランに出てきた。イマームの御前にいた。しじゅう、イマームと行き来していた。(中略)わたしの判決には、イマームが署名をしてくださっていた。イスラーム革命裁判所で私は、判決を下していたのだ。ある時期は、テヘラン、フーゼスターンやその他の都市のイスラーム革命裁判所にいて、判事を務めていたこともあった。」

アーヤトッラー・ジャンナティー師は、どのように護憲評議会のイスラーム法学者メンバー[※]の地位に就いたのかについて、こう説明した。

「フーゼスターンにいた時期だった。ラジオから、故イマームが私を護憲評議会のイスラーム法学者メンバーに任命したというニュースを聞いた。私は本当にび驚いた。なぜなら、私はこのような分野で仕事をしたことがなかったからだ。」

※訳注:「護憲評議会」(「監察者評議会」と訳されることもある)は、6人のイスラーム法学者、および、6人の一般法学者のメンバーから成る。6人のイスラーム法学者メンバーは、最高指導者によって任免され、6人の一般法学者メンバーは、司法権の推薦と国会の議決によって任命される。
メンバー編成は6年ごとに行われる。ジャンナティー師は、創設時以来のメンバーで、1992年以降、護憲評議会書記を務めている。


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( 翻訳者:OPK )
( 記事ID:39919 )