アルトヴィン鉱山で採掘が計画される鉱物に関する議論が最近の重要な議題となっているが、今日アンカラで開かれた会談において重要な情報が出された。ダヴトオール首相と会談した代表団メンバーであるアルトヴィン地方自治体で共有された情報によると、ジェラッテペでの採鉱が中断された。首相はコンヤで開かれた42の施設の開業セレモニーでジェラッテペに関して話した。

コンヤを訪問中のアフメト・ダヴトオール首相は、42施設の開業セレモニーで行った演説でアルトヴィンにある鉱山施設に対する見解を述べた。
ダヴトオール首相は法的な手続きが完了するまで工事が中断されているアルトヴィン郡ジェラッテペの銅山に関して、環境問題専門家、市民団体及び地域住民の代表に工事中断について保証したが、工事反対の不法なデモが現地で続くようならば、必ず治安を維持していくとして次のように述べた。

「政府は彼らにいくつか保証を与えた。まずジェラッテペの工事は裁判所が決定を下すまで停止される予定だ。皆、法律に敬意を示すだろう… 我々は、この問題を利用するようなことは決して許さない。ジェラッテペについての決定は、我々が環境をいかに重んじているかを示すものだ。」

■治安の強調

「アルトヴィンで不法なデモンストレーションが続いても、アルトヴィンにおける治安は必ず守られる。坑道は循環システムを導入し、採掘された鉱石はその場では加工せずテルハ（空中ケーブル車）で運ぶ。ジェラットテペの鮮やかな木々が被害を受けないよう注意が払われるだろう。法治国家は規則に則って治安を守り、誤りがあれば然るべき対処をする。」

会談の前に採掘工事の中止が発表され、以下のように述べられた。
「緑のアルトヴィン協会メンバーがアンカラでダヴトオール首相と行った会談で、法的な手続きが完了するまで鉱物会社の操業が停止される方向で決定が下されたことが明らかになった。」

■アンカラで重要な会談

アルトヴィンのジェラッテペにあるエティ鉱山は、ジェンギズ建設の所有だが、この採掘工事がここしばらく抗議の的となっており、これについて今日アンカラで重要な会談が行われた。
ダヴトオール首相した委員会には、緑のアルトヴィン協会会長のヌル・ネシェ・カラハン氏と事務総長のベドレッティン・カルン氏、アルトヴィン市長メフメト・コジャテペ氏（AKP所属）、AKPならびにCHPの国会議員と、AKP、CHP、MHPの県支部長ら、アルトヴィン商工会議所のメムル・セン会頭、黒海工業大学の教授陣が名を連ねる。

■会談は二時間に及んだ

官邸筋から得られた情報によると、ダヴトオール首相は午前中、チャンカヤ・キョシュクでアルトヴィン委員会と会談し、会談ではジェラッテペ地域で実行が計画されている採鉱事業と、最近の事件が取り上げられた。メディア非公開で行われた会談は2時間に及び、法的手続きが完了するまでジェラッテペ地域における鉱業会社の操業の停止が決定されたことが明らかとなった

■法的な手続きが待たれる

会談に関する重要な情報は少し前にアルトヴィン市のFacebookのアカウント上で共有された。
メッセージでは以下の情報が載せられた。
「アフメト・ダヴトオール首相閣下からアルトヴィンの住民に喜ばしい知らせ。アフメト・ダヴトオール首相はアルトヴィン、ジェラットテペにおける活動を法的な手続きが終わるまで鉱物会社の操業を停止した。アルトヴィンの委員会と約2時間に及ぶ会談で、アルトヴィンに関する情報が親愛なるアフメト・ダヴトオール首相に伝えられた。そして現在、大統領官邸では大臣らとの会議が続いている。」

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（ 翻訳者:満生紗希子 ）
（ 記事ID:39953 )