ヌサイビンで警察署に爆弾テロ、2名死亡
2016年03月04日付 Zaman 紙

マルディンのヌサイビン郡で、PKKのテロリストが、地区交通局とそれに隣接する宿舎を攻撃した。これにより警察官2人が死亡し、警察官と宿舎の居住者35人が負傷した。

マルディン・ヌサイビン郡のイペキ通りにある地区交通局と、隣接する宿舎に対して今朝6時頃、PKKが爆弾を搭載した自動車、ロケット弾、ライフルでテロ攻撃を仕掛けた。この攻撃で警察官2人が殉職し、警察署や宿舎にいた35人が負傷した。

■衝突発生

激しい爆発で起きた火事により警察の建物と宿舎は大きな被害を受け、地区交通局にいた警察が反撃し銃撃戦が発生した。衝突の現場へは、ヌサイビンとマルディンから治安部隊の援軍と救急隊、消防隊が派遣された。現場では、治安部隊とPKKの衝突が暫く続いた。

■県の発表

マルディン県の発表によると、分離主義テロ組織PKKの構成員によって、ヌサイビン地区交通センターに対して爆弾を搭載した自動車を使ったテロ攻撃が行われた。このテロで警察官2人が死亡し、通行人2人を含む、警察官とその家族合計35人が負傷した。以下がその内容である。

「当県ヌサイビン郡で、2016年3月4日金曜日05時45分頃、ヌサイビン地区交通センターで、分離主義テロ組織の構成員によって爆弾を搭載した自動車を用いた攻撃が仕掛けられた。この攻撃で警察官2人が殉職した。民間人2人と、警察官とその家族の計35人が負傷した。命に別状はないが、その内2人はマルディン国立病院で、2人はクズルテぺ国立病院で手術を受けた。軽傷を負った市民の治療は、ヌサイビン郡立病院で続けられている。民族の安寧と国家の安全、安定の状態を壊そうとするこの攻撃で命を失った犠牲者に神の慈悲があらんことを。遺族の皆さんと親愛なる国民にお悔やみを申し上げ、負傷した市民の皆さんの一日も早い快癒を願っている。」

■死亡した警察官の身元判明

マルディンのヌサイビン郡で、PKKのテロリストが爆弾を搭載した自動車を用いて行ったテロ攻撃で犠牲となった警察官の身元が判明した。
マルディンのヌサイビン郡でPKKのテロリストが、地区交通局とそれに隣接する宿舎を攻撃した。この攻撃で警察官2人が死亡し、宿舎にいた35人が負傷した。死亡した警察官は、エルジャン・ギュナイさん(アダナ出身)とムラト・デュンダルさん(ディヤルバクル県チュンギュシュ出身)だ。
殉職した警察官のエルジャン・ギュナイさんとムラト・デュンダルさんのため、今日14時からマルディン警察署で追悼式が執り行われる。

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( 翻訳者:神谷亮平  )
( 記事ID:39980 )