ボアジチ大学内に、初の礼拝所
2016年03月04日付 Hurriyet 紙


ボアジチ大学の153年の歴史を持つキャンパスで初めて、マスジト(訳注:尖塔のない小さなモスクのこと)と礼拝部屋が2室開設された。8か月間で完成したこの礼拝所は、ムスリムも、他宗教を信仰する者も利用することが出来る。

 2年前、ボアジチ大学の学生代表組織が学長へ要望を提出した。これを受けて1年半前に、大学理事会の満場一致で承認され、礼拝所の建設が始まった。8か月前には、保健室のある入口階で資料室として使われていた区画を全て改装し、マスジトが作られた。

■プレイヤーホール

 ムスリムの女性用・男性用エリアだけでなく、他宗教の信者も礼拝ができるよう部屋が2つ設けられた。清めの水場も設けられ、今週開設された。建物の入り口には「礼拝所」を意味する英語で「Prayer Hall」と書かれている。内部にはマスジトと、礼拝部屋が2室ある。学生や来客者は、完成したこの礼拝所で初めての礼拝を行った。2年前にはキルヨス・キャンパスでも礼拝部屋が開設された。ボアジチ大学は元々1863年にアメリカ人サイラス・ハームリン博士とクリストファー・ラインランダー・ロバートによって開校されたが、今日に至るまで礼拝所は設置されていなかった。

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( 翻訳者:貝瀬雅典 )
( 記事ID:39981 )