ヨルダン国王は「トルコはテロリストを送り込んでいる」と発言?
2016年03月26日付 Hurriyet 紙
ヨルダンのアブドゥッラー国王が、1月にアメリカの高官らと行った会談において、トルコがヨーロッパにテロリストを送り込んでいると述べた可能性があることが分かった。
ヨルダンのアブドゥッラー国王が、1月にアメリカの政治家らと行った会談において、トルコがヨーロッパにテロリストを送り込んでいると述べた可能性があることが分かった。中東に関する報道機関であるミドル・イースト・アイ(Middle East Eye)は、インターネットのウェブサイトにおいて、デヴィット・ハースト氏の文責の元、アブドゥッラー国王が1月11日にアメリカ議会や上院議員の政治家らと行った会談について報道した。.
これによると、アブドゥッラー国王は会談で、ヨーロッパにおける難民危機と難民に紛れて入り込むテロリストたちが「偶然」ではないとした上で、「真実はこうだ。すなわち、テロリストたちがヨーロッパに向かったのは、トルコ政治の一部だ」と発言した。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が「中東地域でイスラム原理主義に基づいた解決法を信じている」と話した国王はまた、「トルコは、シリアについて宗教的な解決を支持している。我々は、より寛容な解決法を支持している。宗教的な選択肢には反対で、第3の選択肢を探している」と話した。トルコ政府からはアブドゥッラー国王の発言に関する公式な発表はなされていないが、トルコ政府の高官が国王に関して「バッシャール・アサドのスポークスマンだ」と非難していることが分かった。
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( 翻訳者:木全朋恵 )
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