マラシュで難民キャンプ設置抗議者に干渉
2016年04月03日付 Cumhuriyet 紙

カフラマンマラシュのパザルジュク郡のかつての牧草地でアレヴィー教徒の村々がある場所に建設が予定されている難民キャンプへの反対が止まらない。その地域では7人が逮捕された。

アレヴィー教徒が暮らすスィヴリジェホユク周辺の37ヘクタールの土地に27,000人規模の難民キャンプを建設する決定が下されてから、地域住民は10日間泊まり込みで抗議を行い、昨日は集会も行われた。
抗議活動が原因で広域的な安全措置を取った軍警察は、スィヴリジェホユクへ通じるすべての道路を封鎖した。村への立ち入りを希望するすべての乗り物を約4km 離れたところに設けられて検問所で停止させた軍警察は、ディヤルバクルとシヴァス、ガーズィアンテプ、アダナとエルズィンジャンから来たバスには入村許可を与えなかった。治安部隊の警告にも関わらず、村に入ろうとして石を投げたグループには催涙ガスで干渉した。この時に頭部に石をぶつけられた中尉が負傷した。入手した情報によると、7人が逮捕された。
何千人もの市民が村に移動するためにマラシュ・ライフ・プラットフォームがトラックを送ったが、軍警察はこれにも許可を与えず、そのため市民はバイク、あるいは、徒歩で村に入らねばならなかった。軍警察が、バスやミニバスに入村許可を与えなかったため、集会は計画から2時間後に始まった。
民主自由党の党首アルペル・タシュ氏も活動に参加し、市民と会い、要求を聞いた。集会の後に一部の人は解散したが、何百人もがキャンプの建設される場所まで行進することを望んだ。軍警察は、人々に催涙ガスで干渉した。多数の人々がガスの影響で体調を悪くした。年寄りや子供もその中にいた集団は、ガスの影響を長時間受け続けた。
集会を、国民の民主主義党議員であるムスリム・ドアン氏とマフムト・トゥール氏も支持していた。

■オズトゥンチ:厳しい干渉に抗議する

共和人民党議員のアリ・オズトゥンチ氏は、「私たちの目標は果樹園の所有者を殴ることではなく、ブドウを食べることである。治安部隊は、人々にもう少し敬意を払う必要がある。彼らへのこのような暴力的な干渉に抗議する」と述べた。マラシュ・ライフ・プラットフォームの代表者ウナル・アテシュ氏も「治安部隊のこの種の干渉は間違いである。もっと配慮すべきだった。多くの老人と子供がガスの影響を受けている。私たちは正当な訴えを説明するためにここにいる」と話した。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:40196 )