カラビュック市は、丘の上にある街区へ市民が楽に上れる2つのエレベーターを作った。
市民が市の中心部からエセンテペ街区へ出るには、100メートルの長さの階段をのぼらなければならないという、不便な状況を解消するため、市役所によってデレーブ地区へエレベーターが設置された。
■40万トルコリラ(TL)かかった。
ガラス張りの、27メートルの高さがある塔で稼働する予定の12人乗りの2つのエレベーターは、街区の住民の階段をのぼるという苦痛に終止符を打つだろう。
市長のラファット・ベルギリ氏は、アナトリア通信社(AA)の記者に対して行った会見で、約4か月前に始めたエレベーターの工事が完了したと述べた。
エレベーター(の設置工事)が40万TLかかったとベルギリ氏は述べ、「カラビュックは起伏の多い土地である。このため、市民はある場所からある場所へ行くときに本当に苦労している。これを取り除くために、(エレベーターの)工事が始まった。以前にも市の様々な地域や街区にエスカレーター、陸橋、歩行者用の橋、塔のエレベーターと、坂道エレベーターを作ってきた。現在も、市の中心からエセンテペやほかの街区へ行きたい人のために作られていたエレベーターが完成した」と述べた。
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( 翻訳者:西田夏子 )
( 記事ID:40203 )