ビトリス県ギュロイマック郡で対テロ作戦が展開された。この作戦でテロ組織PKK(クルディスタン労働者党:非合法)のいわゆるガルザン県幹部で100万リラの賞金が付いていたヘムギン=コチェルというコードネームのC.Aという人物を含め二人のPKKメンバーが死亡、他二人の負傷したテロリストが逮捕された。
入手した情報によると、軍警察と警察は、4名から成るPKKグループが郡役所を始めとした郡の警察や防衛隊のチェックポイントを襲撃する予定であるという通報を受け、郡周辺の管理を強化した。襲撃者たちはムシュ市のアルトゥノヴァという町を経由してギュロイマック郡に侵入しようとしていたところ、無人偵察機によって発見された。ムシュのハスキョイ郡軍警察と村落防衛隊はPKKグループに投降勧告をしたが、グループが応戦してきたため衝突が起こった。この戦闘でPKKメンバーらのうち、2人が死亡し、残る2名は負傷しながらも現場から逃走した。ギュロイマック郡軍警察司令部によって行われた作戦で負傷したメンバーの1人がビュヴェットリ村で拘束され、もう一名もギュロイマック郡ギュンクル町で拘束された。
■作戦で通称、県幹部が死亡した
死亡または負傷して拘束されたPKKメンバーが所持していた軍需品、彼らの襲撃についてトルコ軍が調査を行った。それによると計画されていた襲撃はいわゆる地方のガルザン県幹部が直接計画し、参加したことが判明した。
襲撃を計画した通称ガルザン県幹部のヘムギン=コチェルというコードネームの人物が死亡した。懸賞金リストによればPKKメンバー、コードネームがヘムギン=コチェルの首には100万リラの賞金がついていたことが分かった。
一方で作戦の結果、50キロの爆発物、ドラグノフ1丁、BIXIマシンガン1丁に加えカラシニコフ自動小銃が2丁、ロケット砲一本、大量の弾薬が捕獲された。
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( 翻訳者:市野太音 )
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