不審なオートバイに、緊張―イスタンブル
2016年04月21日付 Hurriyet 紙


ヨーロッパ横断自動車道(TEM高速)のマスラク方面で、士官学校トンネルに捨てられたオートバイにより警察が警戒態勢に入った。上に爆弾のようなものを載せたオートバイは起爆装置で爆破された。

事は21時15分頃起こった。高速道路のファーティフ・スルタン・メフメト橋の方向に向かう車両の運転手たちは、トンネルの内に捨てられたオートバイに気づき、状況を警察に通報した。

事件現場に来た警官はオートバイの上に爆弾のようなものが載せられているのを発見し、周辺の安全を確保して爆弾処理班に知らせた。その間ファーティ フ・スルタン・メフメト橋方面における2車線は、安全の必要性によりしばらくの間、交通が遮断された。爆弾処理班は起爆装置によりオートバイを安全確保上、 爆破した。オートバイは燃料タンクが破裂し一時炎が上がった。爆弾処理班は消火器で火を消し止めた。事件現場調査班が行った調査の後、オートバイは現場から撤去され、道路は通行を再開した。

■警察側から発表

因みにイスタンブル警察が行った発表では「夕刻TEM高速アンカラ方面マスラク道セクションにある橋の下に捨てられたオートバイが見つかり、オートバイの上に外見上明らかにガスボンベがあるのが分かったことを受け、問題ありとして事件現場に専門家チームを召集し、必要な安全対策が取られた。専門家チームはガスボンベを起爆装置により爆破して無効化し、ガスボンベの他に何もなかったことを確認した」と述べた。

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( 翻訳者:満生紗希子 )
( 記事ID:40303 )