ブルサでの自爆テロ、TAKの犯行
2016年05月01日付 Hurriyet 紙

ブルサで4月28日に発生し、自爆犯が死亡し多くの国民が負傷した自爆テロは、テロ組織PKKの支部TAK(「クルディスタン自由の鷹」)の犯行であった。

23人が負傷したテロ攻撃を、その設立者の中にPKKから別れた数名の組織メンバーが含まれるクルディスタン自由の鷹という意味を持つTAK(Teyren Azadiye Kürdistan)が実行した。TAKが組織に近いインターネット・ニュースサイトに行った発表では、犯行は、アスヤ・グリダーというコードネームをもつ24歳のPKKの女性テロリスト、エセル・チャリが行ったと述べた。

親族から血液サンプル

ウードゥル警察関係者は、女性テロリスト、エセル・チャリはウードゥルから15キロ離れたオルタ・アリジャン村に住民登録していることを明らかにした。2012年にアンカラの大学で学ぶ一方、テロ組織の山岳メンバーに加わったとされる。1992年11月13日生まれの女性テロリストの、村在住の両親から、今晩DNAテストのため、サンプルが取られる予定であることが分かった。

TAKは直近の3月13日にアンカラで企て37名が亡くなった攻撃を実行していた。

TAKの凄惨な犯行

TAKはPKKが都市部で企てる自爆テロの一部を担うことで知られている。TAKはPKKの枠内で活動をしているにもかかわらず、独立した組織のようにも見なされている。TAKの活動がPKKによって担われることはない。TAKは多くの町の中心で自爆テロを実行した。

TAKが行ったテロの一部は以下の通り:
2007年6月10日、イスタンブルのバクルキョイで31名が負傷するという結果を招いた爆発
2005年7月17日、アイドゥン、クシャダスで、ツーリストを運んでいたミニバスに、またその一週間後、イズミル、チェシュメでごみ箱に置かれた爆弾が爆発した結果、5人のツーリストと一人の警官が亡くなり、34名がけがをした。
2010年10月、イスタンブルのタクスィムで警察詰所への攻撃で、32人が負傷した。
2007年5月23日、アンカラウルス、アナファルタラルチャルシュでの爆発で7名死亡、102人負傷。
2011年8月26日、アンタルヤコンヤアルトゥ海岸と、8月28日ケメル市民海岸での爆発で、6名のツーリストが負傷した。
2011年9月20日、アンカラクズライの爆発で31名が死亡、34名が負傷。
2015年12月23日、サビハ・ギョクチェン空港への攻撃で、清掃職員1名が死亡
2016年3月13日、アンカラでの攻撃で37名が死亡。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:40422 )