独議会によるいわゆる「アルメニア人虐殺」法案の承認後、警察は、独総領事館の前で厳戒態勢を敷いた。
■独領事館前で厳戒態勢
警察は、抗議行動が行われる可能性があるとの情報を受け、領事館がある通りの一部にバリケートを敷いて車両の通行止めを行い、待機を続けている。
今日6月2日、独議会によりいわゆる「アルメニア人虐殺」法案が承認されたことで、イスタンブルでは警察が独総領事館をはじめ独関係機関の前でデモ行動が行われる可能性があると情報を受け、警戒態勢をとった。夕刻、独領事館前でデモが行われる可能性があるとの情報を掴んだ警察は、領事館を事実上封鎖した。
領事館のあるギュムシュスユ・イノニュ通りの一部はバリケートで車両通行が制限された。領事館前には、多数の暴動鎮圧装甲車(TOMA)や機動隊が出動した。警察は予見されるデモに対し、領事館前で警備を続けている。
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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:40613 )