中国・トルコ間で戦略会議が開かれることとなった。外務省のフェリドゥン・シニルオール事務次官と中国の張業遂外交部筆頭副部長間で行われる次官級の戦略会議は、来週月曜日に北京で開催される予定だ。この戦略会議では、トルコ・中国間における二国間関係だけでなく、シリアやイラクにおける開発、イスラム国によるテロなども議題となる。外務省が行った会見では、今回の戦略会議に関して以下のように述べられた。
「シニルオール事務次官は、中国の張業遂外交官と行う『戦略会議』と関連して、2016年6月12日から14日の日程で北京を訪問する予定だ。この戦略会議では、トルコ・中国間における二国間関係だけでなく、シリア・イラク情勢、イスラム国(DEAŞ)の脅威を始めとする地域的且つグローバルな問題が議題として取り上げられる見込みだ。」
「また、シニルオール事務次官の北京訪問では、中国の王毅外交部長との面会も予定されている。」
「今回の戦略会議と関連して開催されるトルコ・中国合同ワーキンググループ会議では、ムラト・サリム・エセンリ副次官大使と、中国外交部の張明部長助理が議長を務める予定だ。トルコ・中国二国間の副大臣級における政府間メカニズムの第1回会議の前哨戦ともなる今回のワーキンググループでは、安全保障やテロ・組織犯罪との闘い、計画政策、そして地域的な問題といった二国間の関心や国際機関との連携が議題となる予定だ。」
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:40660 )