第三空港への地下鉄、緊急工事
2016年06月15日付 Milliyet 紙

アフメト・アルスラン交通大臣は、イスタンブルで、ガイレッテペと第三空港間の地下鉄路線の工事計画が終了したとし、競売の後、路線を記録的な早さで終わらせたいと述べた。

アフメト・アルスラン交通海事通信大臣は、第3空港が27%ほど完成したと述べ、「皆さんに、すべてに粘り強いトルコ共和国は巨大プロジェクトでもって成長し続け、投資し続け、人々の幸福を増やし続けていく」と述べた。

アルスラン大臣は、イスタンブルの新しい空港である第3空港の工事現場を視察をし、関係者から情報を得た。リマクホールディング会長のニハト・オズデミル氏、イスタンブルグランド空港(IGA)最高経営責任者ユスフ・アクチャイオール氏、リマクホールディング副会長セザイ・バジャクスズ、ジェンジズホールディング会長メフメト・ジェンジズ氏と他の経営者らが、アラスラン氏を出迎えた。

工事現場をまわる前に、会議が行われ、アラスラン大臣と同行していた役人達、そしてIGAと工事受注会社関係者が参加した。

アラスラン大臣は、タイイップ・エルドアン大統領の構想や、ビナリ・ユルドゥルム氏が彼らに示した目標に沿って、このプロジェクトと共により大きなプロジェクトを行う予定であるとし、世界で最大となる第3空港から、世界のあらゆる場所へフライトが可能になると述べた。

また、空港が、現在でさえ、まるで都市のようになっており、1万6千人が働いているが、その数が3万人を超えるであろうと述べた。
 
■20億ユーロが払われた

アラスラン氏は、ガイレッテペと第3空港間の地下鉄路線がいつ入札が実施され、工事に着工するのかということに関する質問を受け、「工事計画は終了した。15日までにはっきるする予定であり、その後、競売にかける。工事期間は記録的な早さで終わらせたい。そのために、できるかぎりの努力をしていく」と話した。

アラスラン氏は、現在まで、空港工事の27%が終わっているが、連日働いている人や機械の数を増やし、作業のペースアップを行うと述べた。

リマークホールディング会長ニハット・オズデミル氏は、会見を行い、空港を最速で工事し、終了期日に終わらせるよう目指していると述べた。

「我々のプロジェクトは現在世界で最大のプロジェクトである。1500人のホワイトカラーをはじめとして、1万6千人が働いている」と述べるオズデミル会長は、プロジェクトで2200もの重作業機をはじめとする3000の工作機械が稼働していると話した。

オズデミル氏は、「空港の初期段階に関し、今までに20億ユーロが費やされた。これは作業の27%に当たる」と述べた。

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( 翻訳者:西田夏子 )
( 記事ID:40680 )