イスタンブル・ジハンギルで飲酒をめぐり衝突
2016年06月19日付 Cumhuriyet 紙
昨日(17日)、フィルズアアで「ラマザン中に飲酒をした」として行われた襲撃に抗議しようとする人々に、警察が介入した。
イスタンブルのジハンギルで昨日(17日)、ラマザン中に飲酒をしている」として、イギリスのロックバンド、レディオヘッドのイベントが襲撃され、反動的なこの襲撃を受けて、イベントが行われたレコード会社の所有者で韓国人のセオグ・リー氏は、店舗を閉鎖した。襲撃に反発する人々が昨日、ジハンギルに集まった。
フィルズアア・モスクの前に集まった群衆は、「ファシズムに対して協力しよう。殺人者、泥棒のAKP」というスローガンを叫んだ後、警察はこのグループに催涙ガスとバリケードで介入した。
抗議活動には約300人が参加し、イフタールの直後に始められた。自分たちのような生活をしない人々に対して行われたテロに抗議されたこのデモでは、「ファシズムに対して協力しよう」「殺人者、泥棒のAKP」「これは始まりにすぎない、戦いは続く」「警察は出て行け、この通りは私たちのものだ」といったスローガンが叫ばれた。
前日の晩行われた襲撃には介入がなかったにもかかわらず、抗議活動には催涙ガスによる介入が行われた。その後、抗議活動に介入するため派遣された暴動鎮圧装甲車(TOMA)が、ジハンギル広場に到着した。警察に笛を吹いて抗議したデモ参加者らは、TOMAに「節約しろ、君たち」と叫んだ。
警察は、タクスィムへの移動を妨害するためスラセルヴィレル大通りのジハンギル方面にバリケードを築いた。
デモの際、「自分たちのような生活をしない人々に対する圧力とテロに抵抗する」ことを強調した声明文が読まれた。
声明文の後、TOMA車から「声明文を読み上げたら解散してください」というアナウンスが行われ、再び催涙ガスが使用された。
ジハンギル・コーヒー店では、市民にガスとプラスチック弾が投じられた。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:40704 )