南キプロス・ギリシャ共和国は、自国の火事に際し、トルコの支援を受け入れた。
南キプロスの山地であるトロボス地方で、日曜日に起きた火事が風と猛暑の影響により拡大し、消火作業にあたった2人の消防士が亡くなった。
南キプロス政府は、3日が過ぎても収束しない山火事に、トルコが差し出した支援の手を受け入れることを発表した。ギリシャ側は、以前にムスタファ・アクンジュKKTC(北キプロス・トルコ共和国)大統領が伝えた同じ申し出を断っていた。
NTVの報道によると、キプロス共和国のニコス・アナスタシアンディス大統領は、ムスタファ・アクンジュ大統領により伝えられた、「トルコの飛行機3機による消火活動援助」というトルコのエロール林業治水大臣からの提案を受け入れると発表した。
アナスタシアンディス大統領は、トルコ側が差しだした支援の手に対し、ムスタファ・アクンジュ大統領へ感謝の意を表明した。
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( 翻訳者:西田夏子 )
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