母と息子の窃盗団、一網打尽に
2016年05月27日付 Milliyet 紙


アダナ県ジェイハン市で9軒の家と1軒の事務所から3日間でおよそ15万リラ(約525万円)相当の物品を盗み、売りさばいた親子と1人の男性がジェイハン市警察チームにより逮捕された。

入手した情報によると市内で3日間に、次々と9軒の家と1軒の事務所から窃盗事件が起きた。ジェイハン市警察はこの事件を受けて窃盗事件が起きた地区で警戒態勢を取り始めた。一方、警察が事件現場で行った調査でアデムK.(18)の指紋を発見した。警察は容疑者を逮捕するために調査を開始させた。その時警察を見たアデムK.と隣にいた友人ハサンK.(18)は逃走しはじめた。容疑者たちは追跡の末、逮捕された。行われた調査でハサンK.が窃盗をするためにアイドゥン県から来て友達のアデムK.の家に滞在していたことがわかった。またアデムK.が窃盗事件を母のナズルK.(33)と共に行ったことが明らかになった。3人が家にベランダから入って高価な物すべての物品を盗んだことが確認された。

多くの盗品が押収

警察はナズルK.の家で行った捜査で、家々から盗まれた141個の品物が押収された。これらの物品には、ピアス、ネックレス、20個ほどの時計、多くの携帯電話、カメラ類、靴、パソコン、ショール、マフラー、タブレットがあった。また、容疑者ハサンK.は取り調べで、行った全事件を一つ一つ説明し、盗んだものの多くの金を宝石商に売ったと言ったことがわかった。警察はこの宝石商に行って、売られた盗品を一つ一つ受け取り、所有者に返した。調べでは、宝石商に持ち込んだ金を買ってもらうために、ナズルK.が宝石商店長に電話して、「子供が友達と金を持って行きますが、私が行かせました。必要なのですが、それを現金化してもらえますか」と言ったことがわかった。泥棒が金を売るために毎回他の宝石商に行っていたことも明らかになった。容疑者は取り調べの後、裁判所に搬送された。この時アデムK.は報道陣に襲いかかろうとしたが、警察が阻止した。

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( 翻訳者:鈴木唯 )
( 記事ID:40732 )