イスタンブルのジハンギルのフィルズアー地区で昨晩ラマザン月にお酒を飲んだとして襲撃を受けたお店の経営者が韓国人であることが分かった。韓国人のセオグ・リーさんはレコード店を昨年オープンした。
■家主は店舗の退去を望んだ
一年前からレコード店を経営するセオグ・リーさんは、今日午前中に訪れた店をすぐに閉めてその場を立ち去った。この間、新聞記者が写真を撮ることに不快感を示したリーさんは、英語で「どうかやめてください」と言って泣き始めた。何も語らずにリーさんはその場を離れた。
店舗の家主であると語るハイダル・テキン氏は「夜、トラブルがあったようだ。私たちもレコード店が退去するよう求めた」と語った。警察がトラブルに関してすすめている捜査の中で、まだ誰も逮捕されていないことがわかった。
■トラブルの最中に殴られた
Playtusuサイトのニュースによると、店の経営者であるセオグ・リーさんはトラブルの最中に暴力をうけた。トラブルの最中、他の韓国人も暴徒たちにより殴られた。セオグ・リーさんはBant Magのインタビューに次のような表現を用いていた。「音楽は何よりも大切です。お店を開こうと準備していたとき、私が考えていたことはこれです」
■サイトで語られたセオグ・リーさんとレコード販売業の物語の一部
Velvet Underground(アメリカのロックバンド)からのシンプルなごろ合わせでVelvet Indiegroundになったこの上なく素敵なお店の中で、我々大多数の者たちが日常生活でほとんど出会うことのない笑顔といつも出会うのである。古いレコードを扱う店は、今日のインディーミュージック愛好者にとって、一種の「約束された天国」のようなものである。笑顔に本当にふさわしい、素敵な、最小のトルコ語であなたがたを迎え入れる。店にはいつも、もてなしがある。ある時はコーヒー、ある時はキャンディ・・・。そしてあなた方はレコードを一生懸命に、集め始めるのだ。支払いのために近づいていくと、静かに紙に数字を書くのだ、セオグが。そのあとで同じ紙で(金額の)合計作業をおこなうのだ。あなた方が尋ねる前に、期待していなかった値引きを、あなた方の空欄に加えたことさえあった・・・
(以下省略)
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:40779 )