バイラム休暇、最初の4日で交通事故死62人
2016年07月05日付 Cumhuriyet 紙
バイラム休暇の最初の4日間で、高速道路の交通事故によって全国で62人が亡くなり、201人がけがをした。
閣議決定で、ラマザンバイラムの前日である7月4日(月)と、翌日の7月8日(金)を公務員の休暇とすることでラマザンバイラム休暇は9日間になり、都市は空っぽになった。イスタンブルを始めとする大都市から海岸へ向けて7月1日(金)の夕方に始まった「バイラムの大移動」はバイラムの前日まで続いた。TEMを始めとした都市間道路では交通渋滞が度々起こり、警告や予防策にも関わらず、またも交通事故で道が血の池と化した。
■日毎にみる事故被害
トルコ全土の高速道路で7月1日(金)の夕方から5日17時までの間に起きた事故で62人が死亡し、201人が怪我をした。26人死亡、72人負傷という最もひどい事故は日曜日に起きた。日毎の事故の発表は以下のようである。
7月1日(金)
サカリヤ、ブルサ、デニズリの各県で起きた事故3件で9人がけがをした。
7月2日(土)
ボル、アンタリヤ、カイセリ、アイドゥン、コジャエリ、シャンルウルファ、トラブゾン、ブルサの各県で死亡事故が起き、13人の命が失われた。ボル県ではトンネルの入り口にTIRが衝突し、これによって起きた火事で5人が死亡した。死亡事故と他の事故で、合計29人がけがをした。
7月3日(日)
スィノプ、ブルサ、アンタリヤ、デニズリ、ニーデ、アイドゥン、ビレジキ、ウスパルタ、メルスィンの各県で死亡事故が起き、26人が亡くなった。県別に見ると、スィノプで5人、ブルサで4人、アンタリヤ、デニズリ、アイドゥン、ニーデ、ビレジキの事故でそれぞれ2人が亡くなった。これらの事故と同日に起きた交通事故で72人が負傷した。
7月4日(月)
ラマザンバイラムの前日である月曜日は、サムスン、カフラマンマラシュ、カイセリ、アドゥヤマン、サカルヤ、バイブルトムーラ、シャンルウルファ、カスタモヌの各県で起きた事故で19人が死亡した。サムスンの事故で4人、カフラマンマラシュの事故では3人が亡くなっている。月曜日は死亡事故とその他に起きた事故で48人がけがをした。
7月5日(火)
バイラム初日の火曜日は17時までにボル、コンヤ、アンタリヤ、チョルムの各県で起きた事故で4人が亡くなった。これらの他の事故でも43人がけがをした。
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( 翻訳者:佐藤彩乃 )
( 記事ID:40808 )