■エジプトの〔上半期〕国内総生産が1570億ドルに増加
【カイロ:マールスィール・ナスル】
エジプト財務省は、月間報告書において、昨年からの2015/2016年の財政年度の上半期における国内総生産の規模が1.4兆エジプトポンド(1576億ドル)に増加したことを発表した。前年の上半期は、1.3兆エジプトポンドであった。
アムル・ジャールヒー財務大臣は、国会での答弁において以下のように予想していた。「2015/2016年の会計年度末の年間負債額は、2.7兆エジプトポンド、即ち国内総生産の98パーセントに達する。この割合を3年以内に85パーセントにまで減らし、安全な状況に近くづくことを目指している。同様に、財政赤字を国内総生産の10パーセント以下にまで減らすことを目標としている。」
これに関連して、財務省付属国庫局のムハンマド・ファトヒー局長が明らかにしたところでは、同局は競売契約を専門とする国際企業との間でエジプトの記念通貨の販売に向けた合意を進めているところであり、〔実現すれば〕国庫に大きな利益をもたらすことになる。
ファトヒー局長は、記者会見の中で以下のように述べた。「国庫局では、国際展示会に参加し、〔エジプトの〕記念通貨の特別展を開く計画を進めている。これは、世界の通貨愛好者のためだけのものではなく、これら通貨の購入や保有を望むエジプト国民や海外の多くの人々に向けたものである。」
(後略)
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( 翻訳者:後藤 望 )
( 記事ID:40848 )