クーデター首謀は旧参謀本部民事長官ムハッレム・キョシェ大佐
2016年07月16日付 Milliyet 紙
イスタンブルとアンカラにおける兵士らによるクーデターが、最近職を解かれた、前参謀司令本部法務官のムハッレム・キョシェ大佐をトップとして計画されたことが分かった。
アナドル通信に対してインタビューに応じた軍関係者らは、イスタンブルとアンカラにおけるクーデターが、キョシェ大佐主導のもとに行われたものであると述べた。またキョシェ大佐に加え、メフメト・オウズ・アックシュ大佐、エルカン・アウン少佐といった人物も関係しているという。
■クーデターを行った兵士らに対し捜査
クーデターを実行した兵士らに対する捜査が開始され、一部は逮捕されていることが分かった。
■任命リスト
イスタンブルとアンカラにおけるクーデターを計画した者たちが、その多くが軍警察総司令部に所属する部隊をはじめ、そのほか様々な部隊や国外の駐屯地において職務につく人物の名前が記された、任命リストを作成していたことが分かった。
軍関係者らから得られた情報によると、クーデターを計画したのは以下の人物らを含む37名である:参謀司令部法務局のムハッレム・キョシェ大佐、メフメ ト・オウズ・アックシュ大佐、エルカン・アウン少佐、デルヤ・ヤマン中佐、エルハン・エルミシュオウル大佐、セイフィ・ブルドゥク大佐、ハサン・シャーバ ン中佐、セルダル・チャーミチ中尉、アーキフ・ウス中尉、アリ・ミュジュダ・エスキ中佐、ウール・アイドゥン中佐、クルトゥルシュ・カヤ少佐、イルヤス・ ダマルセチュキン中尉、イスマイル・ミングル中尉、メフメト・サドゥク・オズギュヴェン少尉、セファ・ムムジュ大尉、ハルン・ビロル・メルト中尉、ウー ル・イリジ中佐、トゥラン・オゼン中尉、アブドゥルラーヒム・オズカン中尉、スレイマン・ウルケル中尉、スレイマン・チェレビー少尉、ナージ・アクデミル 大佐、アリ・コチイト少佐、ハリル・イブラヒム・ディシュチ中尉、サアデト・ウス中尉、アブドゥッラー・アヴルク中尉、フェルハン・クシュジャン大佐、 ビュレント・チョラク大佐、ハルク・キャーミル・ヤヴズ大佐、ザフェル・オーレティジ中尉、ハミト・ジャン・ユクセル中尉、アイハン・ドアン中尉、アリ フ・バクル中尉。
■400名の任命リスト
クーデターが成功した際の一部の兵士らの任務に関する任命リストも作成されていたことが分かった。およそ400名の名前が記されたリストにおける任命の多くは、軍警察総司令部に属する部隊のものであった。また任命が計画された職務の中には、トルコ空軍司令部に属する部隊や、国外の軍駐屯地におけるものも記されていたことが明らかになった。
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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:40890 )