トラキヤ大学、新学長とともにWebサイトにトルコ国旗再び
2016年08月10日付 Cumhuriyet 紙

トラキヤ大学第9代学長に任命されたエルハン・タバクオール教授は、引継式の後、前学長によって公式ホームページから削除されていたトルコ国旗とアタテュルクの顔写真を再掲した。ホームページの下部に貼られたトルコ国旗とアタテュルクの写真は称賛を集めた。

エディルネで1982年に設立されたトラキヤ大学の第8代学長選挙で2位であったイェネル・ヨリュク教授は、2012年7月、アブドゥッラー・ギュル大統領(当時)から学長に任命された。新運営陣は2013年4月、大学のホームページ(www.trakya.edu.tr)を変えた。サイト内のアタテュルクの写真とトルコ国旗を削除したのだ。8代学長イェネル・ヨリュク教授はこの変更に対し大きな反発があるにもかかわらず「ホームページ上の重要な情報を見つけやすくするため」と主張した。1年後には、大学で3カ月に1回発行される「キョプリュ(橋)」という名の雑誌の5号で、表紙に載せられていたトルコ国旗も削除された。

■学長として最初の指示

去る7月に行われた第9代学長選挙で279票を獲得したエルハン・タバクオール教授がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領により学長に任命された。8月6日にバルカン会議センターで行われた引継式を経て任務に就いたエルハン・タバクオール教授は、まず大学ホームページにトルコ国旗とアタテュルクの写真を再掲するよう指示した。タバクオール学長はさらにホームページ上にアタテュルクコーナーを作ることも要求した。

エルハン・タバクオール学長がトルコ国旗とアタテュルクの写真を載せたことは学生だけでなく学者らからも歓迎された。

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( 翻訳者:奥村 茜 )
( 記事ID:41041 )