ガーズィアンテプ自爆テロ、涙の花嫁は退院
2016年08月21日付 Hurriyet 紙


ガーズィアンンテプで結婚式のクナの儀式の夜に起こった、51人の命が失われ、69人が負傷したテロ攻撃で軽傷を負い、ガーズィアンテプ大学医学部付属病院で治療を受けていた新婦のベスナ・アクドアンさんがいったんは退院した。親族に抱きつき、「私たちの結婚式を、(連中は)血まみれにした。」と言いながら悲痛な胸の内を明かしたアクドアンさんは、自宅へと運ばれた。ベスナ・アクドアンさんは退院後、ヒステリーを起こしたために再び入院することとなった。新郎のヌレッティン・アクドアンさんは、退院後に訪れた崩れ落ちた新居の前で、涙を流した。ヌレッティン・アクドアンさんは以前にSNSのFacebook上のアカウントでテロ組織イスラム国を「地獄の犬たち」と表現していたことが分かった。

ガーズィアンテプでの大虐殺の後、新郎のヌレッティン・アクドアンさんと新婦のベスナ・アクドアンさんはとても深く悲しんだ…。子供や女性も命を失った攻撃でベスナ・アクドアンさんも軽傷を負い、ガーズィアンテプ大学医学部付属病院に入院していた。絶え間なく涙を流し、失神することもあったアクドアンさんだが、健康状態が正常に戻ったために退院した。親族に抱きつき、「私たちの結婚式を、(連中は)血まみれにした。」と言いながら悲痛な胸の内を明かしたアクドアンさんは、アクデレ地区の自宅へと運ばれた。退院後、結婚式の後に妻と共に暮らすはずだった家を訪れた新郎のヌレッティン・アクドアンさんは涙を流しながら、取り乱した。夫婦の家も、爆発で被害を受けていた。

新婦のベスナ・アクドアンさんは昨日の午後、自宅でヒステリーを起こし、夫と親族によって、エルスィン・アルサン・エイティム医師研究病院へ搬送され、治療を受けた。

■新郎はイスラム国を次のように罵っていた

ガーズィアンテプで結婚式のクナの儀式の夜に「自爆テロ」攻撃の標的となり、51人の命が失われた事件で新婦と共に軽傷を負った新婦のヌレッティン・アクドアンさんは、SNSサイトであるFacebook上のアカウントでイスラム国について「地獄の犬たち」と表現していたことが分かった。

彼らにとって最も幸せな日にとても大きな悲しみを経験したアクドアンさんのFacebookにおいて注目を浴びている最近の投稿は以下のとおりである:

*7月28日:イスラム国は地獄の犬だ…お前たちが攻撃したのはパリではない、ベルリンでもない、ロンドンでもない、ましてやテルアビブでもない。一体誰が犬のようなことをやったのかみなが知っている。地獄は、(お前たち)冷酷者のためにある。
*7月27日:主権は国民のものではない、アッラーのものである…
*7月21日:(心のなかで)尊重するかしないかは(自由だが)、決して、表にだてはいけない…サアディー・シーラーズ
*7月17日:私は苦痛も、悲しみも憂鬱もただアッラーにのみ望む…-預言者ヤコブ

■クーデタに対する

*7月16日:かつてはクーデタでアザーンを黙らせた。今はアザーンがクーデタを黙らせている…!アルハムドゥリッラ―(万有の主、アッラーにこそすべての称賛あれ。)
*7月4日:ラマザンが終わり、また、素晴らしい日々は早く過ぎてしまうこをと知った…。
*7月1日:ラマザンであり、金曜日であり、カドルの夜でもある…本当に、救済への試験のような日だ‥
*6月21日:人をふさわしくない場所へ置くのは残酷である…-預言者アリー-
*6月11日:さあ行こう、私たちの祖国へ そこではアザーンがより早く詠まれている:)
*6月6日:アッラーから富を望んでいた 私にイスラム教を与えた…ムハンマド・アリー…アッラーよ、慈悲をお与えください。ご冥福をお祈りします。
*私たちは地上でとても傷ついた…今晩は空に逃げる。-ミラジュカンディル、おめでとう-
*4月11日:私たちが最も好む人間は、私たち自身に最も似ている人間である…

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( 翻訳者:岩井美咲 )
( 記事ID:41089 )