MHPのガーズィアンテプ爆発事件レポート
2016年08月24日付 Cumhuriyet 紙
ガーズィアンテプに行った民族主義者行動党(MHP)一行が現地で得た印象は心を痛めるものだった。
セミハ・ヤルチュン副党首をリーダーとしてガーズィアンテプに行ったMHP一行が現地で得た印象は心を締め付けた。MHPのセミハ・ヤルチン副党首はその印象を以下のように述べた。
「エルシン・アルスラン国家病院で、負傷者の近親者と面会した。病院には二人の重症患者がいた。ひとりは、手をヘンナで染めた者であった。ちょうど新しいやけどなのは明らかだった。事件発生から、あまり時間が経っていなかった。とても悲しい光景だった、本当に。さらに、5~6才ぐらいの重症の子供がいた。母親は傍らで待機していた。もうひとりの息子は攻撃で亡くなったようだった。『おそらく、この子が回復すると、もう一人の息子の葬儀に行くことができなかった』と述べた。シイルトからこの家族は、移住したのだ。母親は、『テロから逃げてきた。戦闘から逃げてきた。ここに落ち着いた。テロは私たちを再びここで見つけた』と言って声を荒げた。」
ヤルチュン副党首は、ガーズィアンテプが文化の混交という点でトルコの最も重要な県のうちの一つであると指摘し、「その地域は緊張状態にある」と述べ、「適切な措置が必要である。以前にガーズィアンテプで行われた2つのテロが8月であったことが興味深い。8月はガーズィアンテプはテロの月になった」と述べた。
攻撃に関して、タイイプ・エルドアン大統領が「実行犯は子供だった」と発表したと述べたヤルチュン副党首は、以下のように発言した。
「知事は、断言していない。すべての証拠を集めた後、そしてDNA鑑定の後、明確な情報が得られると言っている。オートバイに乗る何者かが結婚式に来て爆弾が爆発したという説と、車から降りた誰かが事件を起こしたという説がある。」
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( 翻訳者:西田夏子 )
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