シュルナク県ジズレ郡でPKKのテロリストらが機動隊支部に向けたテロに使用した重機に10トンの爆発物をジズレ郊外で積み込んだことが明らかにされた。
ジズレで郡警察本部と機動隊支部に昨日(26日)行われた爆弾テロの後、大きな被害を受けた機動隊支部ビルとその周辺で、検察官を伴った事件現場の捜査チームの捜査が完了した。捜査の後、被害を受けた支部の別棟に昨日大きなトルコ国旗が掲げられた。一方で重機によるビルの瓦礫撤去が開始された。テロを受けて、ジズレでは昨日出入りが封鎖され、町に入る人々には許可が出される一方、爆発物を積んだトラックが爆発した機動隊支部があるジズレ・シュルナク自動車道は通行が禁止された。このテロに関して治安部隊が多面的な捜査を行うとともに、同地域では広範な作戦行動が行われている。当局は、テロで使用されたトラックに約10トンの爆発物がシュルナクとジズレの間の郊外で積み込まれた可能性があると見ている。
■負傷した赤ん坊、退院
PKKテロリストらが爆発物を積んだトラックによって行ったテロで負傷した人々の1人で、2016年1月24日に生まれたフィリズ・オザルプさんは、ジズレ国立病院で治療を受けたあと退院した。爆発の際道路を通っていた旅行者のミニバスで家族と一緒にいたとされるオザルプさんは、治療のあと家族によって病院から引き取られたという。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:41122 )