17大学で学長、未定
2016年09月08日付 Hurriyet 紙

YÖK(高等教育機構)は、今年行われる37大学の学長選挙の日程を発表した。
ボアジチ大学、中東工科大学、イスタンブル工科大学、ユルドゥズ工科大学を含む20大学では7月に選挙が行われ、ボアジチ大学以外の高等教育機関の学長が任命された。これ以外の17大学については、選出日程が7月26から28日と公表されていた。しかし、7月15日に起きたクーデターの後、「(ギュレン)教団を支持する学者が選挙を工作する危険性がある」という理由で、選挙の延長が発表された。

3ヶ月の非常事態宣言に伴い、大学の選挙の日程も不透明になった。17大学で選出がいつ行われるかが懸念される一方、現学長の任期が今日満了になる。ハッキャーリ大、ヤロヴァ大、チャンクル・カラテキン大などいくつかの大学では、学長が罷免されたため、学長代理が任命された。
いくつかの大学でこのような混乱が起きているが、YÖKは新しい選挙の日程をまだ公表していない。YÖKは大学の学術組織規定で、「新しい学長が配置されるまでは学長あるいは副学長が任務を続ける」という決まりがある。これに従うなら、これらの大学で選挙と任命が行われるまで、現職の学長や副学長が任務を続けることになる。

■選出が行われていない大学

アール・イブラヒム・チェチェン大学、アルダハン大学、アルトヴィン・チョルフ大学、バルトゥン大学、バトマン大学、ビトリス・エレン大学、チャンクル・カラテキン大学、ギュムシュハーネ大学、ハッキャーリ大学、ウードゥル大学、カラマンオール・メフメトベイ大学、クルクラーレリ大学、キリス・イェディ・アラルク大学、ネヴシェヒル・ハジュベクタシュ・ヴェリ大学、オスマニイェ・コルクト・アタ大学、シールト大学、ヤロヴァ大学

■ボアジチ大学が残った

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、7月12日に選出が行なわれたボアジチ大学にまだ学長を任命していない。選挙では、現学長であるギュライ・バルバロスオール教授が348票、ヴェダト・アクギライ教授が40票を獲得した。任期が8月5日に満了となったバルバロスオール教授が学長を続けており、任命がいつになるかは不明だ。

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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:41197 )