クルバン・バイラム(犠牲祭)の初日、ヴァンでPKKによる自動車爆弾テロが発生し、衝撃を与えている。
爆発は昨日(12日)の午前10時50分、ヴァンの中心地であるベシヨル地区で発生した。PKKのテロリストらは、爆弾を積んだ車両を、ヴァン県庁から200メートル離れた地点で爆発させた。周辺には商店やオフィスが立ち並び、AKPの県支部が入った建物もあった。
テロ攻撃により、53人(うち警察官4人、イラン国籍4人)が負傷した。爆発によって、町は一瞬にして戦場のような姿となった。周辺の建物は大きな損害を被り、車両や建物からは炎が上がった。
爆発現場から約100メートル離れたCHPのビル、道路を挟んで向かい側60-70メートルにあるHDPのビルも被害を受けた。
ヴァンのイブラヒム・タシヤパン県知事は、「警察署の外に爆発物を積んだ車が駐車しているのに気付いた10秒後、爆弾が爆発した。車には一人が乗っていたが、爆発の前に車から離れ、遠隔操作で爆発させたようだ」と述べた。
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( 翻訳者:今城尚彦 )
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