昨晩、ボル県ゲレデ郡の高地で、そして今朝はエルズルム県の中心部において、今季初の雪が降った。積雪は12センチメートルを観測した。
ボル県では3日間にわたりにわか雨が降っていたが、ゲレデ郡の高地では早朝にかけて雪が降った。ゲレデ郡のアルクト山スキー場は真っ白な雪に包まれ、スキー場裾野のエセンテペ・ホテルなどがある地域でも雪の影響がみられた。
エルズルムでは先週木曜日以来、断続的に雨が降っていたが、9月24日(土)の朝には降雪が観測された。雪は街の中心地を一気に白く覆い、パランドケン山を真っ白に染めた。バイクの上には雪が降り積もり、子供たちを喜ばせた。トルコとグルジアの国境を形成するカフカス山脈、(アルダハン県)ダマル郡とポソフ郡の間に位置するウルガル山、アルダハン県ポソフ郡とアルトヴィン県シャヴシャト郡との間にある、海抜2,750メートルのアリヤン山脈、そして(カルス県)サルカムシュ郡にあるアッラフアクバル山でも降雪が観測された。さらに、エルズルム―リゼ間を結ぶ高速道路付近のアヴィト山に降った雪が、交通に影響を及ぼした。
■気温マイナス4度に
地域気象台は、気温がマイナス4度まで下がり、パランドケン山の積雪量12センチメートルを観測した。気象台は、大気の高い場所にある層の気温が下がったことから雪が降ったと発表した。また、パランドケン山の頂上付近で降ると見込まれていた雪が、町の中心地でも観測されたことに驚いていると述べた。
地域の住民は、エルズルムでは長年にわたり、平均して10月29日から11月10日にかけて初雪が観測されていたと述べ、「今年は40日ほども早く雪が降った。以前は7回ほど山に雪が降った後に、エルズルムの低地で雪が降っていた。(今回の)降雪は、気象台だけではなく私たちも驚かされた」と話した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:41296 )