エブル・ギュンデシュさんは、2010年2月11日に家族間で結婚を執り行い婚姻したレザ・ザッラーブ氏との離婚を長い間望んでいたという。しかし、夫が反対したためこの決定
は常に先延ばしにされてきた。夫妻の弁護士であるシェイダ・ユルドゥルム氏が3月に否定していた離婚請求が、昨日各方面によって事実と確認された。レザ・ザッラーブ氏の書面による発表の後、エブル・ギュンデシュさんも一言だけ発表を行った。

アメリカで拘束中のレザ・ザッラーブ氏の弁護士、ヴォルガ・ギョクチェ氏がヒュッリイェト紙に説明した情報によると、ギュンデシュさんは6月13日に初めて離婚を望んでいることをザッラーブ氏に伝え、弁護士らに離婚のプロセスの準備をするよう求めた。ギュンデシュさんは、昨日離婚の委任状をザッラーブ氏に送った。
エブル・ギュンデシュさんも、昨夜ヒュッリイェト紙に離婚に関して次のように説明した。「レザさんが必要なことを述べた私の決断は事実です。」

■ザッラーブ氏から説明

ザッラーブ氏の離婚に関する署名入りの説明は、以下の通り。
「2016年6月13日にエブル・ギュンデシュは弁護士を通じて私の側に離婚を望んでいることを伝え、直後にそのプロセスはすぐに終了しつつある、つまり弁護士を通じて私に圧力をかけ、最終的に2016年9月23日に離婚の委任状を私の側に送っています。このような苦境にも関わらず、妻の離婚の決定を誠意を持って受け入れたことを、残念ながら皆さんにお知らせします。」

■2010年に結婚

歌手のエブル・ギュンデシュさんと夫のレザ・ザッラーブ氏は、2010年2月11日からともに人生を歩み始めた。ギュンデシュさんは、2011年にアララちゃんという名前の女の子を出産していた。

■レザ・ザッラーブ氏は3月22日に逮捕

トルコで12月17日の収賄捜査で逮捕され70日間の懲役刑の後釈放された実業家のレザ・ザッラーブ氏は、イランへの制裁に違反しアメリカ合衆国を欺いたこと、銀行詐欺、マネーロンダリングの罪で2016年3月22日にマイアミで逮捕されていた。

■逮捕された際娘とともに側にいた

レザ・ザッラーブ氏がアメリカに対する詐欺、銀行詐欺、マネーロンダリングの罪で3月19日にアメリカ・マイアミで逮捕された際、その側にはギュンデシュさんと5歳の娘アララちゃんがいた。事件を受けて娘を連れてイスタンブルに戻ったエブル・ギュンデシュさんは、親しい人々に、「ルザは私に側にいてほしがっている」と述べ、最初の審理のためマイアミに行くと話していたが、行かなかったという。

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（ 翻訳者:永山明子 ）
（ 記事ID:41299 )