米国のジョン・ケリー国務長官は、「ロシアがアレッポへの攻撃を停止しない場合、モスクワとの協力を中止する」と強調した。
ジャーメ・ジャム・オンラインがアルマヤーディン・ニュース[訳注:レバノンのマスメディア]を引用して伝えたところによると、米国のケリー国務長官はロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との電話会談において、シリア情勢における同国とロシアの関係が悪化していることに強い懸念を表明した。
ケリー国務長官は、「ラブロフ外相に対し、我々は、シリアの住宅地域における焼夷弾とクラスター爆弾使用にロシアの責任があるとみなしている。」
また「ロシアがアレッポに対する攻撃を停止しない場合、モスクワとの協力を中止する」と述べた。
最近、ケリー国防長官とラブロフ外相は、シリアに関する停戦協定を結んだ。両者の電話会談後、ロシアは、同国と米国によるシリアに関する最近の協定内容を公表した。米国は、アレッポの民間人に対する攻撃に対してロシアとシリアを非難している。
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( 翻訳者:YT )
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