ギュレン派捜査、授業をはずされた教師は2,400人
2016年10月14日付 Hurriyet 紙

国民教育省より最新の情報が入った。フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)のクーデター未遂後に同省が行った捜査で2,400人の教師が停職処分となった。

国民教育省では、FETÖの捜査を続けている。同省による捜査で、2,400人が停職処分となった。

■アール県では、教師26名が停職

アール県ではFETÖとの関係が証明された教師26人が停職処分を受けた。

アール県知事は、「我々の県では、FETÖテロ組織との関係が証明された教員26名が停職処分となった」と発表した。

■ウシャク県では21人が監視下に

ウシャク県ではフェトフッラーテロ組織/パラレル国家構造(FETÖ/PDY)を対象とする捜査で教師20名と1名の保険業者が拘束された。

ウシャク首席検事局が行ったFETÖ/PDY捜査で、今朝、ウシャク県警察署テロ対策支部チームは、以前明らかにされた多くの地点で同時に捜査を行った。捜査では、教師20名、保険業者1名の計21名が拘束された。容疑者は、ウシャク国立病院で行われた健康診断後、取調べのため県警察署に移送された。

■停職処分となった教員が1ヵ月間の座り込みデモ

ハタイ県サマンダー郡の教労組合(Eğitim-Sen)メンバーが、教員の復職を求め始めた座り込みデモは1ヵ月を超えた。

教労組合サマンダー支部がアブドゥッラー・ジョメルト広場で行っていた座り込みデモには、多くの教師に加え、民主的組織の代表、学生、保護者たちも参加し、同組合が本件に関する会見を行い、223人が停職処分を受けていることを明らかにし、教労組合の全組合員が復職するまで無期限にデモを継続する旨明らかにした。会見では、「恣意、不法に対する正当な我々の抵抗は32日を超えた。本日、単に生活や誇りをかけた戦いのためのみならず、アンカラで失われた命のためにもアブドゥッラー・ジョメルト広場に我々はいた。戦いで、思いは生き続ける」と述べた。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:41420 )