アンタリヤ駐車場で爆弾テロ、負傷者10名
2016年10月25日付 Cumhuriyet 紙


アンタリヤで爆破テロが発生―アンタリヤ商工産業会議所の駐車場で起こった爆破テロにより10名の負傷者が出たと報じられた。爆破は、爆弾を積んだ1台の車が原因であったとされている。アンタリヤ警察局長は「LPG搭載車が爆発した」という可能性を指摘した。

アンタリヤで爆破―アンタリヤ市ケペズ区のガーズィ通りにあるアンタリヤ商工産業会議所の駐車場で、8時55分ごろ爆破があった。その後、現場には多くの救急隊、消防隊、警察隊が出動した。アンタリヤ県知事府は、爆破により10名が負傷したと発表、外傷はガラスによる創傷であるとした。

■「爆弾を積んだ車」か、それとも「LPGの爆発」か

アンタリヤでの爆破は、駐車場にとまっていた1台の爆弾を積んだ車が原因であったとされている。しかし関係者はこうした情報をまだ認めていない。
アンタリヤ警察局長ジェミル・トンブルは事件に関して、爆発の原因を明らかにするべく調査を続けており、テロ攻撃であるか否かは調査中と発表、「LPGの爆発の可能性もある」と述べた。

■ドアン通信社記者「車がバラバラになっている」

CNNトルコの生放送で話したドアン通信社(DHA)記者は煙を見た、そして救急隊が負傷者を確保したと伝えた。同記者は、バラバラになった車を見た、「重傷者はまだ確認していないが負傷者は多数だ」と述べた。

■アンタリヤ広域市市長の発表「事故の可能性もある」

アンタリヤ広域市市長メンデレス・チュレルは爆発に関する最初の発表で、爆発はテロ攻撃ではなく事故の可能性があると述べた。「我々はこのような爆発をすぐにテロ活動であると疑っているが、尚早だ。現在与えられている初期情報によれば1人として命に別状はない」、「テロ活動ではないかもしれない。慎重な捜査が必要だ」と述べた。

<中略>

■本日は会議があった

爆破があったアンタリヤ商工産業会議所(ATSO)ビルで10月25日15時に行われるATSO10月会議に、広域市市長メンデレス・チュエルも参加する予定だった。

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( 翻訳者:金戸 渉 )
( 記事ID:41483 )