最高指導者事務所所長「我々は近い将来サウード家が滅びることを待ち望んでいる」
2016年10月13日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメ・ジャム・オンライン】最高指導者事務所所長は、「ダーイシュが必要としているものはサウジやカタールが保有するドル、ならびに〔その他の〕アラブ諸国のムスリム人民の財産からまかなわれている。もちろん、ダーイシュの根源的な資金源はアメリカだ」と述べた。
ジャーメ・ジャム・オンラインがタスニーム通信からの引用として伝えたところによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのモハンマド・マフディー・ゴルパーイェガーニー師は本日午後、〔エスファハーン州〕シャーヒーンシャフル・ミーメ県管内のハサン・ロバート村出身の殉教者らを顕彰する記念行事の場で、〔‥‥〕騒乱を引き起こし、国から平和と安全を奪い取ろうとするイスラーム革命の敵どもの企てについて触れ、次のように付け加えた。
ダーイシュは国内に爆弾を仕掛けようと企てているが、これまでのところそのことに成功してはいない。しかしスウェーデン〔※ママ。パキスタンやアフガニスタンなどの国と混同しているものと思われるが、真意は不明〕のような国ではここ数日、イマーム・ホセインの死を悼む行事で爆弾が仕掛けられたことで、複数の人が殉教してしまった。
最高指導者事務所所長はさらに、「ダーイシュの構成員たちは人間性の欠落した者たちである。彼らは女子供たちや力のない者たちに対して慈悲をかけず、彼らに対して野蛮な行為を働いている」と続けた。
同師は、アメリカは世界中に腐敗・堕落を撒き散らそうと企てていると指摘した上で、「ダーイシュが必要としているものはサウジやカタールが保有するドル、ならびに〔その他の〕アラブ諸国のムスリム人民の財産からまかなわれている。もちろん、ダーイシュの根源的な資金源はアメリカであり、イスラエルはアメリカによって撒き散らされた腐敗・堕落の受益者として、ムスリムの間に対立を引き起こそうと企てている」と指摘した。
ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのモハンマド・マフディー・ゴルパーイェガーニー師は今年のハッジの儀礼に際して革命最高指導者が〔ムスリムたちに向けて〕送られたメッセージに触れ、「あの方のメッセージは怒りに満ちたものだった。このメッセージは、サウード家の滅亡に向けた序曲であると見なすことができよう。我々は近い将来、サウード家が滅亡することを待ち望んでいる」と言明した。
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( 翻訳者:OS )
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