ディヤルバクル爆破事件、HDPは疑惑提出
2016年11月05日付 Hurriyet 紙


ディヤルバクルの中心部で昨日4日に起きた爆弾を積んだミニバスによる爆破に関し、人民の民主主義党(HDP)から新たな声明が出された。これによれば、爆破攻撃が発生した際、標的となった施設にはフィゲン・ユクセキダーHDP共同党首とスッル・スュレイヤ・オンデル議員が勾留されていたという。

ディヤルバクルは昨日4日、恐ろしい出来事を経験した。機動隊支部を襲撃しようとしていた、何トンもの爆弾を積んだミニバスが1台のタクシーと衝突した。タクシーの運転手は、ミニバスを追いかけて停止させてドアを開けると、爆弾の仕掛けに気づいた。このためテロリストは、7時53分、機動隊の近くで爆弾を爆発させた。警官2名を含む9名が命を落とし、約100人が怪我を負った。ディヤルバクル県知事府は、日中に「襲撃はPKKによるものである」との発表を行った。イギリスのロイター通信社の報道では、イスラム国によるものと主張された。

人民の民主主義党(HDP)は、ディヤルバクルでの爆発事件に関して書面で声明を出した。声明の概要は次の通り。「イスラム国が昨日朝8時頃襲撃を実行した場所は、かつては警察学校で、10年以上にわたりディヤルバクル警察本部の付属施設として使用されており、バーラル郡にある、機動隊支部も設置されている、いくつかの建物からなる施設である。

ここには、自宅からディヤルバクルへ連行された、我が党のフィゲン・ユクセキダー共同党首、セラハッティン・デミルタシュ共同党首とともに、ギュルセル・ ユルドゥルム議員、ヌルセル・アイドアン議員、スッル・スュレイヤ・オンデル議員、ズィヤ・ピル議員が、裁判所へ移送されるまで待機させられていた。

この施設にあるスポーツサロンには、以前に連行された、ディヤルバクルと複数の郡のHDPと民主地域党(DBP)所属の県・郡の共同代表や党員が勾留されていた。これらの人々に関して、デミルタシュ共同党首は、2016年10月19日に、ディヤルバクル県の党の建物で、記者会見を行ったことは記憶に新しい。昨日起きた襲撃事件によって、ここに勾留されていた民主地域党(DBP)所属、チュンギュシュ郡のレジャイ・アルタイ共同代表の命が失われた。

朝8時に起きた襲撃のおよそ2時間前には、セラハッティン・デミルタシュ共同党首とディヤルバクル選出のズィヤ・ピル議員が裁判所への移送のためそこから出発していた。

爆破攻撃が起きた時、問題の施設にはフィゲン・ユクセキダー共同党首とアンカラ選出のスッル・スュレイヤ・オンデル議員が勾留されていた。

報道されているように、爆弾を積んだミニバスは、途中でタクシーと衝突した。ミニバスは停止せずに進行し続けたため、タクシーはこれを追いかけ道をふさいだ。車から降りたタクシーの運転手は、ミニバスに爆弾があるのを見て「爆弾だ」と叫んで逃げた。目撃者の証言によれば、爆発はこの時に起きたようだ。つまり、爆弾を積んだミニバスは目的地にたどり着く前に爆発したのである。もしタクシーとミニバスが衝突していなかったら、爆弾を積んだミニバスは目的地に到達していただろう。明らかにより破壊的な攻撃を計画していたが、その目的を達成できなかったこの爆破襲撃事件に関する全真相は解明されるべきである」。

■スッル・スュレイヤ・オンデル議員「私たちがそこにいるときに爆発が起きた」

HDPのスッル・スュレイヤ・オンデル議員は、HDPの国会議員が逮捕されたことに抗議するために開かれた記者会見に参加し、襲撃が起きた時に警察の建物にいたことを認め、事件が「綿密に計画された作戦」であったと主張した。オンデル議員は、次のように述べた。「セラハッティン・デミルタシュ党共同党首が裁判所へ移送された際、我々がその建物の中にいるときに爆発が起きました。そこには26日間、我が党の幹部たちが勾留されていました。つまりこの殺戮は、綿密に計画された作戦なのです」。

■弁護士会が襲撃を非難

ディヤルバクル弁護士会は、爆弾を積載した車両によって起こされた襲撃を非難する声明を書面で発表した。弁護士会の声明では、以下のように述べられた。

「2016年11月4日に、ディヤルバクル県バーラル郡の警察本部の付属施設に向け爆弾を積載した車両が爆破された結果、9つの人命が失われ、100人以上の人々が負傷しました。ディヤルバクル弁護士会として、我々は生命権を脅かす行為に反対し、何者によるものであれこのような襲撃を非難することを今一度明らかにするとともに、亡くなった方々のご冥福と怪我を負われた方々の1日も早い回復、関係者の方々の忍耐をお祈りいたします」。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:粕川葵 )
( 記事ID:41548 )