エジプト:石油大臣「我々はイランへは行かない」
2016年11月07日付 al-Hayat 紙

■エジプトの石油大臣、我々はイランへは行かない

【ドバイ、アブダビ、ベイルート、カイロ、ロイター】

エジプトの石油大臣ターレク・ムッラーは今日(月曜日)、イランを訪問するような意図はないとした。なお、同大臣は昨日、新たな原油取引の締結のためテヘランへ向かっている途中であると強調した。

この声明は、今日、アラブ首長国連邦の首都アブダビで開催されるアブダビ国際石油展示会・会議の折に発表された。そこで大臣は「イランへの訪問はない」と述べた。また大臣の随行団に近い複数の情報筋は「大臣はテヘランへ向かっている途中であった」と述べ、さらに他の情報筋は、「大臣はテヘランからの原油供給の確保の可能性について協議するため、イランの高官と会う予定だ」と述べた。

しかし、イランの通信社『メフル」は、以前伝えた報道と同じく、イランの高官の言として「ムッラー大臣はテヘランを訪問し、イランのビジャン・ザンギャネ石油大臣と会談し、原油取引の拡張について協議するだろう」と伝えた。

こうした動きに関連して、ムッラー大臣は、サウジアラビアの「アラムコ」が「エジプトへの石油製品貨物を無期限で停止した」とし、そして「確かに、無期限だ」と付け加えた。

以前、エジプトの高官は、「アラムコ」が石油貨物の無期限停止をエジプトに通達したが、「アラムコ」はその決定の理由を明らかにしていないと指摘した。

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( 翻訳者:三根菜月 )
( 記事ID:41562 )