性的暴行罪法、反対大規模デモ
2016年11月20日付 Cumhuriyet 紙


カドゥキョイに集まった数百人の女性たちは、性的暴行罪に関して、トルコ大国民議会(TBMM)に法案を改正するよう抗議した。

カドゥキョイに集まった大勢の女性たちは、性的暴行罪に関して、TBMMに法案を改正するよう抗議した。行進を行ったグループは、記者会見の後、事件もなく解散した。

カドゥキョイのバハリイェ大通りにあるシュレイヤ・オペラに集まった様々なプラットフォームからやってきた約1000人のグループは、性的暴行罪に関してTBMMに法案を改正するよう抗議した。女性たちは手に持ったプラカードや横断幕、旗でスローガンを掲げ、同所からカルケドン広場まで行進を行った。女性たちに周囲の市民も拍手と支持を与えた。女性たちは、行進の間中スローガンを発信し、反対を表明した。

カドゥキョイのシュレイヤ・オペラ前に集まった女性たちは、そこからカルケドン教会まで歩いた。「性的暴行を正当化する法律を撤回せよ」の横断幕を掲げたこの運動で行われた会見で、性的暴行が罪であることが強調される一方、議会にも「提案を撤回せよ」と呼びかけられた。

■「この法律をすぐに撤回せよ!」

声明を読んだセゼン・ユルマズさんは、トルコの適応が義務付けられている国際協定に言及し、「公正発展党(AKP)の票によって可決された性的暴行罪を赦す法律は、子供や女性の権利に、そして国際的な義務に反しており、認められません。トルコの女性と女子の既得権に向けた脅威と攻撃を増加させ続けます。この法律は女性と子供への攻撃の最も危険なものの1つであり、今にも制定される可能性があります。これが意味するところは、2004年にトルコ刑法(TCK)改革プロセスで女性組織の奮闘によって改正された『被害者が強姦犯と結婚させられた場合加害者は赦免される』条項の復活です。これは、女性と女子の既得の法的な権利における大きな損失です!」と述べた。会見の後、女性たちはAKPの国会議員らに声をあげ、「この法律をすぐに撤回せよ!」と呼びかけた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:41629 )