■ヨルダン:世界銀行から財政支援のため2億5千万ドル
【アンマン:ノルマ・ニウマート】
ヨルダン政府を代表して計画・国際協力省のイマード・ナジーブ・ファーフーリー大臣と世界銀行を代表して世界銀行中東地域局長ファリード・ベルハジ氏が「水とエネルギーセクターを改革するための第二プログラムにかかる成長政策借款」の一環として2億5千万ドルのソフトローン締結で合意した。
計画・国際協力相は「この借款はヨルダンの財政能力の向上や、水やエネルギーセクターの業務効率化から得られる利益を目的としている。この借款は主に二つの軸に分かれる。第1に水と電気部門における実質的な財政改善である。第2に水やエネルギー部門での業務効率化に伴う利益増大である」と述べた。
さらに同相は「この借款の特徴は国際開発協会の融資条件に基づいた非常に緩やかな貸し付け条件である。通常はヨルダンではなく、非常に貧しい国々に融資枠が割り当てられる。この借款は35年にわたり返済する。この融資プロジェクトにより2億5千万ドルが一括で年末に支払われる」と付言した。
そして同相は、「ヨルダンはこのイニシアチブの最初の受益国の一つとされている。運営委員会はヨルダンが提出した三つのプロジェクトに対して部分的な簡易融資を行うことに合意した。ヨルダンが三つのプロジェクトに関して協会から供与として得られた融資総額は、7千8百万ドルにのぼった」と明らかにした。(なお、融資が供与であることを考慮すると場合三つのプロジェクトへの融資の利子は非常に低くなるだろう)。
(後略)
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( 翻訳者:熊谷真結子 )
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