目撃者語る「見境なく撃った」ーイスタンブル・レイナ襲撃
2017年01月01日付 Hurriyet 紙


負傷した目撃者「慈悲などなかった。全員を撃っていたのだから!」

シシュリ・ハミディイェ・エトファール教育研究病院へ負傷した友人を連れてきたナイトクラブ従業員がテロ攻撃の瞬間を語った。クラブでウェーターとして働くその男性は、「友人を連れてきた。パニックで床に伏せた。二人いたようだ。一人は見たけど」と言い、「爆発したのですか」という質問には「爆発はしていない。乱射だけだ。中に負傷者がたくさんいた。そこには500~600人いた。はっきり何人いたかわからない。」と答えた。

病院に連れてこられた他の負傷者の一人は、「みんなに乱射していました。3,4人が撃たれました。生存している人の頭を撃ちました。」と話した。

事件の間、ナイトクラブにいた他の女性も病院の前で事件の記憶を涙ながらに語った。「時計を最後に見たとき1時30分頃でした。意識をとり戻したら家族に電話しました。『私たちはテロにあった。夫は死んだ。』と言いました。母は何も言いませんでした。そのあと特殊作戦警察が中に入ってきました。その時は携帯でかけようとしていました、どうすることもできなかったので。神に祈りました。人々が上を押しのけて通りすぎていきました。その火薬の匂いがまだ残っています。警察が来て『手を頭にのせて降伏せよ』と言いました。私たちはそこから立ち上がれませんでした。警察のおかげで立ち上がれました。上の階に上ってそこから外に出ました。海に身を投げている人がいたようです。毎日テレビでこういうのを見ていましたが直面すると本当に最悪なことでした。この国でどうやって生きていけばいいのでしょう。爆弾は爆発し、銃は乱射されるのです」と言った。「ご主人についてなにか聞きましたか」という質問には「レントゲンに連れていったみたいです。話したみたいです。」と話した。

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( 翻訳者:鈴木 唯 )
( 記事ID:41874 )