事件前、レイナ・アカウントにあやしいツィート
2017年01月02日付 Hurriyet 紙


レイナ襲撃事件前、注目すべき事実が!

レイナの新年のあいさつメッセージのために開設されたサイトページで、“お前たちが欲しいいい”、“戦いまで5分前~”などといった2つのメッセージが、事件の少し前に同じアカウントによって書き込まれた。メッセージが書かれたほんの数時間前に開設された怪しいアカウントは今は削除されたている。しかし、同一の名前と写真を使い、新設された別のアカウントはいまだに使用状態にある。このアカウントのカバーには“イスラムの虎”とかかれ、武器を手に、軍服を着たひげ面の軍人らが映るプロフィール写真が載っている。プロフィール画像も同じである。剃りこみの髪に、舌を突き出して画面にむけ嘲笑を浮かべる顔が写っている。   

レイナ襲撃が起きた夜、レイナからの新年の挨拶が配信されたサイトに、襲撃の数時間前に書かれた2つのメッセージはかなりの関心を集めるものであった。

メッセージの内容だけでなく、アカウントのプロフィール、このプロフィールで襲撃後に行われた変更は、見逃せない。“Woo George”と名乗る人物は、次々に2つのメッセージを発した。メッセージが発せられたのは年明けの数分後であり、襲撃はまだ起きていなかった。最初のメッセージには“お前たちが欲しいいい”とそのユーザーは書いた。新年のあいさつのために作ったウェブページの中では最も妙なメッセージであった。その直後に同ユーザーは2つ目のメッセージも発した。2回目には“戦いまで5分前~”と書いた。

■ これらのメッセージは襲撃の後に「意味がある」とみなされた

その時はレイナのサイトを訪れたものの関心を集めなかったこのメッセージも、襲撃が起きた後に、もともとの利用者とお悔やみをいうためにサイトを訪れる者たちによって「何か意味がある」とされ、大いに怪しいと思われた。舌を突き出し、嘲笑を浮かべた顔がプロフィール画像として選ばれているアカウントの詳細と動きに注目すると、より疑わしい状況が表れた。ただこのメッセージを書き込むためだけに作られたことが明白なアカウントは、少ししたのちに削除された。しかし、不可解さはこれだけにとどまらなかった。

■ 同じ名前の別アカウントで武器を持ち、軍服の軍人らが。

削除されたアカウントで使用された写真と同様の名前で開設された新たなアカウントが同サイトに存在する。カバー画像で制服を着た、すべてひげ面、そして武器を持った人たちが映っていること、アカウント画像とユーザーの名前が同じである。写真の上には“Tigers of Islam”(イスラムの虎)と書いてある。これらすべてはレイナ襲撃事件に関して多大な疑問を生んだ。この2つのアカウントを使った人物、あるいは複数の人物は襲撃を、計画をどのようにそしていつ実行されるかを事前に知っていたのだろうか。ツィートの発言はこの理由から行われたのだろうか。

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( 翻訳者:榊原 万莉子 )
( 記事ID:41879 )